1. プロテオグリカンに
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プロテオグリカンとは?

プロテオグリカンは、私たちの脳や骨、筋肉、腱、血管など様々な組織で見られる成分です。特に皮膚や軟骨などには多くのプロテオグリカンが存在し、細胞と細胞の間を満たす細胞外マトリックスのひとつとして、コラーゲンやヒアルロン酸とともに働いています。

細胞と細胞の間を満たして、保水しながら、緩衝材の役割を果たす成分です。

POINT

プロテオグリカンに種類ってあるの?

プロテオグリカンは、たんぱく質にコンドロイチン硫酸などの糖の塊(糖鎖)がつながった形をしています。コンドロイチン硫酸といえば、関節サポート成分として広く知られる成分ですが、体内では単体で働いているわけではなく、プロテオグリカンを構成する成分として存在しています。
プロテオグリカンは、現在、約20種類が確認されており、代表として、軟骨に多いアグリカン、真皮に見られるバーシカンやデコリン、細胞と細胞の間を満たすパールカンなどがあげられます。

軟骨や真皮のプロテオグリカンなど、体内では約20種類が発見されています。

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プロテオグリカンの吸水力はどれぐらい?

プロテオグリカンの吸水力

先にも説明したようにプロテオグリカンは、たんぱく質と糖鎖でできています(複合糖質)。一般的に糖を含む物質は吸水力が高く、代表として1gで約6Lも吸水するヒアルロン酸があげられます。プロテオグリカンは、このヒアルロン酸に比べて約30%も高い吸水力をもちながら、構造も小さく、浸透性が高いと考えられています。

1gで6Lもの吸水するヒアルロン酸よりさらに約30%も高い吸水力をもちます。

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プロテオグリカンの原料は? 1g 3000万円もしたってホント?

プロテオグリカンの原料は? 1g3000万円もしたってホント?

現在、化粧品やサプリメントに配合されているプロテオグリカンの多くは、サケの鼻軟骨を原料につくられています。しかし、開発当初は、牛の気管軟骨という限られた部位からしか抽出できず、1g 3000万円という大変高価な成分でした。このコストの問題点を打破するきっかけとなったのが、東北地方の郷土料理「氷頭なます」です。
 氷頭とは、氷のように透明な鮭の鼻頭の軟骨のこと。この氷頭には、プロテオグリカンが含まれていることが知られていましたが、氷頭は固く、扱いも難しいため、抽出の方法は確立されていませんでした。それを、お酢の力を借りることで抽出に成功。この発見によりプロテオグリカンのコストは一気に抑えられ、研究も盛んに行われるようになりました。

氷頭なますとは…?
青森をはじめとした東北地方に伝わる郷土料理。
薄切りにした氷頭を大根や人参といっしょに甘酢につけたもので、コリコリとした食感が特長です。

一時は「夢の成分」といわれましたが、抽出法の確立で生産が安定し、美容業界注目の成分になりました。

POINT