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ふっくらとした弾力感や、組織の型くずれを防ぐコラーゲンは、私たち人間をはじめとした哺乳類だけではなく、魚類にも含まれています。
「動物性コラーゲン」とは、ウシやブタなどの哺乳類から抽出したコラーゲンで、人間のコラーゲンと近い構造をもっています。対して、「海洋性コラーゲン(マリンコラーゲン・フィッシュコラーゲン)」は魚の皮やウロコを原料にしたもので、アミノ酸に分解されやすいのが特長。また、最近、「植物性コラーゲン」という言葉を耳にするようになりましたが、これは植物の細胞をつなぎとめる「セルロース(食物繊維)」のこと。本来、植物にコラーゲンは存在しないので、その細胞への働きから名付けられたものです。
本来、植物に“コラーゲン”は存在しませんが、
一般的に、似た働きをもつ成分を“コラーゲン”と呼んでいます。
これまでの研究では、コラーゲンそのものを補うよりもコラーゲンペプチドを補うことの方がサポート力を期待できるといわれています。また、さらにいえば、ヒドロキシプロリンを含んだペプチドの摂取量が大きな目安となります。
コラーゲンを健康維持に役立てるためには、コラーゲンペプチド換算で5,000~10,000㎎が必要だという研究結果があります。しかし、コラーゲンが豊富といわれている手羽先でさえ、ヒドロキシプロリンを含むコラーゲンペプチドの量は100g中2.81mgで、1日に178kgもの手羽先を食べる必要があります。コラーゲンを効果的に補うためには、サプリメントなどを活用するのが現実的な手段といえそうです。
食事から健康維持に役立つ量を補うには不十分。
効率的に補うには、サプリメントが現実的です。
ヒドロキシプロリンとは、コラーゲン特有のアミノ酸で、強い組織をつくるために重要な役割をもっています。よく「コラーゲンをつくるためにはビタミンCが必要です」と聞きますが、これは、ヒドロキシプロリンの生成にビタミンCが不可欠なため。ビタミンCの不足が引き起こす病気のひとつに「壊血病」がありますが、これは、不完全なコラーゲンのために、血管が出血しやすくなったことが原因です。
コラーゲン生成にはビタミンCが不可欠。
一緒に補うことをオススメします。
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