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老化は病気!生命科学の先端研究から学ぶ最強のアンチエイジング法(米井嘉一 教授)

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キレイな人はもうはじめています!自然体で若々しくいるために1日でも早いエイジングケア(※1)を取り入れませんか?

       

鏡を見るたびにため息が出てしまう...
表情までどんよりしていて、なんだか元気も出ない...

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です!毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

美容・健康のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

「いつまでも若々しく」「年齢を重ねても健康でいたい」という思いは、多くの方にとって共通の願いですよね。

そんな人類共通の願いを実現するため、世界中の研究者によってアンチエイジング研究が日々進められています。そして、先端の医学研究では最強のアンチエイジング方法が分かってきたのです。

そこで今回は、同志社大学の米井嘉一教授に著書「最新医学が教える 最強のアンチエイジング」の内容をわかりやすくお教え頂きました。年齢に関係なく若さをキープしたい方は最後までチェックし、今日からできる最強のアンチエイジング法を実践してみてください!

この記事でわかること

老化を促進する5つのストレス(危険因子)
老化を予防する「食事」の摂り方
若返りホルモン「DHEA」を保つ方法

老化を促進する5つのストレス(危険因子)

米井教授は当書籍の中で、老化には5つのストレス(危険因子)が関わっていると解説しています。

▼老化を引き起こす5つのストレス(危険因子)

1. 免疫ストレス
2. 酸化ストレス
3. 心身ストレス
4. 生活習慣
5. 糖化ストレス

ストレスというと、メンタルのストレスをイメージされるかもしれません。しかし心のストレスだけでなく「免疫ストレス・酸化ストレス・糖化ストレス」など、生活習慣に起因する身体的なストレスも関係しているんです。

中でも特に注意したいのが「糖化ストレス」と「酸化ストレス」で、老化を加速させてしまう大きな要因になります。これらは「生活習慣」の乱れによって起こるので、食事・運動・睡眠が乱れがちな方は老化が加速しているかもしれません。

「糖化ストレス」が老化や病気の引き金に

アンチエイジングについて理解を深める上で、避けては通れないのが「糖化ストレス」についての知識です。

「糖化ストレス」とは過剰な糖分の摂りすぎによって起こるストレスで、米井教授は「身体がコゲること」と表現しています。身体の糖化がすすむと糖尿病や高血圧、がんなど生活習慣病の引き金になってしまうんです。

「糖化ストレス」が悪いと言われているのは、身体の中で「AGEs(最終糖化産物)」が作られてしまうから。「AGEs(最終糖化産物)」は糖分の摂りすぎやアルコールからできるアルデヒドによって、タンパク質が糖化することで発生します。

老化を加速させる「糖化ストレス」って?生命科学に基づく老化メカニズムとは

「血糖スパイク」はアンチエイジングの最大の敵!

アンチエイジングの最大の敵ともいえるのが「血糖スパイク」です。

「血糖スパイク」とは食後高血糖のことで、食後の血糖値が140を超える状態のことをいいます。

「血糖スパイク」が起こるとアルデヒドが大量発生し、タンパク質が「AGEs(最終糖化産物)」に変化して蓄積してしまうんです。「AGEs(最終糖化産物)」が蓄積されると細胞が活性化しなくなり、DNAが修復されにくくなって、さまざまな不調・病気に影響します。

▼「AGEs(最終糖化産物)」蓄積による不調・病気

  • 肌の衰え
  • 骨や関節の不調
  • 白内障
  • 認知症
  • がんの発症率アップ など

つまり「血糖スパイク」は、老化や病気の引き金になる「糖化ストレス」を加速させるものと考えられます。健康診断で血糖値を指摘された方や、日頃から甘い物をよく食べている方は注意が必要です。

遺伝子を損傷する「酸化ストレス」

「糖化ストレス」に加えて、老化を加速させるのが「酸化ストレス」です。

「酸化ストレス」は活性酸素の酸性が過剰になり、抗酸化防御機能のバランスが崩れた状態のこと。

「酸化ストレス」をケアしないでいると、遺伝子が損傷してがんの発生率が上がってしまいます。老化や生活習慣病にも影響するため、「糖化ストレス」と同様に避けたい老化の危険因子です。

老化を予防するための「食事」の摂り方

すでに老化してしまった方でも、諦めないでください。

一旦老化スイッチが入ってしまった方でも、生活習慣の改善によってオフにできます。老化予防は早ければ早いほど巻き戻しやすくなるので、今日からできる具体的な対策方法を実践していきましょう!

ベジファーストで「血糖スパイク」を予防しよう!

アンチエイジングの大敵「血糖スパイク」を予防するために効果的な食事法が「ベジファースト」です。

「ベジファースト」とは、食事の最初に野菜を食べること。野菜→タンパク質→炭水化物の順番で食べることで、「血糖スパイク」を予防しやすくなります。

▼ベジファースト

1. 野菜を食べる
2. タンパク質(肉・魚・卵など)を食べる
3. 炭水化物(ご飯やパンなど)を食べる

また、食事の割合は「タンパク質2:脂質2:炭水化物6」のバランスを意識してみましょう。「ベジファースト」や食事の割合に気をつけながら3食きちんと摂ることで、「血糖スパイク」が起こりにくくなります。

食事のおすすめ時間は朝食8時、昼食13時、夕食18時。寝る2時間前までに食事を済ませておくのがポイントです。

「糖化ストレス」を改善する食事法&運動法で若々しく元気な身体を保とう!

老化予防のために気をつけたい飲み物

老化予防のためには、飲み物にも気をつけることが大切です。

とくに甘いジュースと、18時以降のコーヒーは控えましょう。

おすすめはカモミールティードクダミ茶柿の葉茶などのハーブティーです。これらは「AGEs(最終糖化産物)」の生成抑制作用もあるので、積極的に取り入れてみてください!

高脂肪食は「脂肪が脂肪を呼ぶ」ことに!

「糖化ストレス」と平行して注意しておきたいのが「高脂肪食依存症」、いわゆる脂肪の摂りすぎです。

とくに年齢を重ねていくと、身体の脂肪細胞は仲間を呼びやすい状態になってしまいます。身体の脂肪が「もっと脂肪を食べて!」「運動しないで!」と命令する物質を出すようになってしまうんです。

米井教授は、「高脂肪食依存症」のことを「脂肪が脂肪を呼ぶ」と表現しています。こってり・ギトギトな脂っこい食事はできるだけ控えましょう。

腸内環境を整えることも老化予防につながる

アンチエイジングを意識した食事において、注目したいのが「腸内細菌」の働きです。

腸内細菌にはアトピーやアレルギーを緩和したり、免疫反応を高めたりする効果があります。腸内の善玉菌を増やすことで、下痢・便秘を改善したり、ストレスを緩和したり、肥満を予防することにもつながるんです。

腸内環境は脳にもつながっているので、食べるものがダイレクトに老化に影響します。腸と脳がつながっている「腸脳相関」については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!

健康寿命を伸ばすには腸内フローラが鍵!?腸内環境を改善する方法とは

若返りホルモン「DHEA」が老化を防ぐ

アンチエイジングにおいて、重要になるのが「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」という寿命に関係するホルモンです。

「DHEA」には若さを保つ働きがあり、生活習慣病や認知症のリスクを軽減してくれます。しかし「DHEA」は20代以降、加齢によって分泌が減少してしまうんです。

つまり年齢を重ねても、若返りホルモン「DHEA」がしっかりと分泌されていれば老化を予防できます。

「DHEA」を減らさないためには、「糖化ストレス」「酸化ストレス」を改善することが重要です。食事だけでなく運動・睡眠などの生活習慣を改善し、「糖化ストレス」「酸化ストレス」を軽減させましょう。

夜にしっかり睡眠を摂ることでエステいらずの若々しさへ!

若々しい美肌になりたいなら、睡眠をしっかりとりましょう。

睡眠時間を長くすることはもちろん、夜に睡眠をとることがポイントです。夜に規則正しく眠ることで、成長ホルモンの分泌に大きく影響します。

良質な睡眠は「エステや高価な化粧品いらずの肌になれる」といわれているほど、肌に嬉しい影響をもたらすそうです。4〜6週間前の睡眠状態が肌に出るといわれているので、未来の美肌をつくるために夜はしっかり眠りましょう。

▼良質な睡眠をとるポイント

  • 夜に睡眠をとる
  • 部屋を真っ暗にする
  • 寝る前に激しい運動はしない
  • 布団の中でスマホを見ない
  • 朝起きたら太陽の光を浴びる

静かな就寝環境がベストですが、静かすぎると眠れない方は「小鳥のさえずり」「川のせせらぎ」など脳のアルファ派を刺激するような音楽をかけてみてください。朝起きたら太陽の光を適度に浴びて、メラトニンの分泌を止めることも重要です。

また、睡眠時間が3時間を切ると「血糖スパイク」が急激に起こりやすくなるといわれています。「糖化ストレス」を改善するためにも、十分な睡眠をとることが大切です。

睡眠不足が糖化ストレスを強くする?甘いもの好きでもできる睡眠改善法とは

バランスよく運動を取り入れて筋肉を保とう

「糖化ストレス」「酸化ストレス」をケアするためには、運動をバランスよく取り入れることも大切です。

30歳をすぎると年1%ずつ、65歳をすぎると3〜4ヶ月ごとに1%ずつ筋肉が衰えるといわれています。筋肉量が減ると「糖化ストレス」が高まってしまうので、短い時間でも身体を動かすように意識しましょう。

アンチエイジングのために鍛えたい筋肉は、男女で異なります。男性は腹筋・背筋、女性はふくらはぎを意識して鍛えるとよいでしょう。

アンチエイジングのためにおすすめの運動はウォーキングです!

▼アンチエイジング効果を高めるウォーキングのポイント

  • 歩数を増やし最大10,000歩
  • 食後30分後、15分程度歩くこと
  • 細かい手作業も加えると認知症予防効果も

痩せたり、便秘が改善したり、血圧が適正化されたり……ウォーキングはメリットばかり!通勤や通学、ちょっとした買い物なども、積極的に歩いてみるとよいでしょう。

ウォーキングの他には、下半身の筋肉を鍛えられる「スクワット」も効果的です。

運動が苦手な方は、ストレッチだけでも取り組んでみましょう。ストレッチは老化予防やストレス対策にもなるので、ぜひ心と身体のためにも少しずつ取り入れてみてください!

「糖化ストレス」を改善する食事法&運動法で若々しく元気な身体を保とう!

老化を諦めないで!早めの老化予防で若々しさを保とう

生命科学における先端の医学研究では、「老化」は病気だから治療も予防もできると考えられています。

私たちが今すぐ取り組めるアンチエイジングは、食事・運動・睡眠など生活習慣を改善することです。そして老化にもっとも悪影響なのが「安静」なので、身体に負担にならない程度に少しでも身体を動かしましょう。

米井教授が研究するアンチエイジングの最終目的は「幸せな生活をおくること」。アンチエイジングで心も身体も若々しく、ハッピーになって、1人ひとりがよりよい社会を作っていきましょう!

この記事でわかったこと

糖化ストレスや酸化ストレスなど、生活習慣を含む5つのストレスが老化を加速させる
ベジファーストとハーブティーを取り入れ、脂っこい食事は控えて腸内環境を整えよう
良質な睡眠と適度な運動で若返りホルモン「DHEA」を維持しよう

この記事を動画で見たい方はこちら

最終更新日:2023.04.04

キレイな人はもうはじめています!自然体で若々しくいるために1日でも早いエイジングケア(※1)を取り入れませんか?

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表情までどんよりしていて、なんだか元気も出ない...

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です!毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

美容・健康のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

この記事の監修者

米井 嘉一

・同志社大学生命医科学部 アンチエイジングリサーチセンター教授
・同大学大学院生命医科学研究科教授
・糖化ストレス研究会 理事長
・公益財団法人医食同源生薬研究財団 理事長
・日本抗加齢医学会 理事
・同大学大学院生命医科学研究科教授
・日本人間ドック学会評議員

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