糖質のとりすぎ、運動不足……冬には冬のダイエットを!

モチやうどんなど、冬はつい糖質を多くとってしまいがち。また、寒い日が続くと外出するのが面倒になって、運動不足になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、冬のダイエットをスムーズに進めるコツをご紹介します。
食欲を刺激するものは避ける
コタツに入ってテレビをみるのが心地よい季節。おいしそうな食事が出てくる番組や雑誌のグルメ特集をみていると、おなかは空いていないはずなのに、なんだか食欲がわいてしまいませんか?
通常であれば、身体のエネルギーが足りなくなったときにおなかが空いたと感じるはず。食事のリズムを整えるために、食欲を刺激する情報を避けるのもひとつの方法です。
また、アルコールが好きな人もご注意を。特に新年会などの飲み会では、つい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまいかねません。アルコールの種類によってはカロリーが高いものもあり、アルコールが食欲を増進させてしまう可能性もあるでしょう。
血糖値を急上昇させない食べ方を
さらに、血糖値を急上昇させてしまう食事にも気をつけたいところ。白米やパン、めん類、砂糖などの炭水化物を食べると、血糖値が上がりやすくなります。そうした食品をよく噛まず飲み込むように食べてしまったり、早食いしたりすると、血糖値の急上昇を招いて太りやすさにつながることも。
とはいえ、炭水化物は大切なエネルギー源です。ゆっくりよく噛んで食べることを心がけ、パンならライ麦パン、白米には大麦を混ぜるなど、血糖値の上昇をおだやかにする食材を上手に選ぶといいですね。
また、食べる順番も大切なポイントです。いきなり主食から食べるのではなく、はじめに食物繊維が豊富な野菜を食べ、肉や魚などのおかずをゆっくり食べてから主食をとります。最後の主食を食べるときにはある程度おなかが満たされているので、食べすぎも防げるでしょう。
旬の食材をダイエットに生かそう
冬にはおいしい野菜がそろっています。小松菜や大根、白菜、ネギ、ブロッコリーなどの冬野菜を活用した鍋料理は、特におすすめのメニュー。栄養が豊富な野菜をたっぷりとれて、身体もポカポカに温まりますよ。
冬だからこそ適度な運動をプラス
「冬はあまり汗をかかないから痩せにくいのでは?」……そう思っている人もいるかもしれません。実は、寒い冬は身体を温めるために多くのエネルギーが使われるため、基礎代謝が高まりやすい季節。冬だからこそ、身体への負担が少ないウォーキングやストレッチなど、適度な運動を取り入れましょう。
どうも冬は太ってしまうという人は、どこかに冬ならではの原因が隠れているかもしれません。自分に合った方法を取り入れて、理想の体形を目指しましょう!