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週末の寝溜めが体内のズレの原因に!睡眠の負債は木曜まで続く?

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2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

なんとなく週明けから体がだるく感じながらも平日の仕事や家事などをこなし、やっと調子が上がってきたなと思ったときにはもう木曜になっていた…。という経験がある人は少なくないのではないでしょうか。

その平日のだるさの原因は、実はソーシャルジェットラグが原因かもしれません。

今回の記事では、週末の寝溜めが引き起こすソーシャルジェットラグについて、東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授の岡島 義先生に教えていただきました。

この記事でわかること

ソーシャルジェットラグはなぜ起こるのか

ソーシャルジェットラグはいつまで体に影響するのか

パフォーマンス低下を引き起こす原因

週末の寝溜めが引き起こすソーシャルジェットラグとは

月曜から週の中頃までだるさが続いたり、なかなか調子が出なかったりする人も多いのでは。

これは週末に寝溜めしたことで起こる「ソーシャルジェットラグ」が原因です。

このソーシャルジェットラグは体内の時差ボケのような状態で、週明けからのだるさや気分の落ち込みなどを引き起こしてしまいます。

ソーシャルジェットラグは週の半ばまで続く

週末に寝溜めをしてしまうとソーシャルジェットラグという、体内の時差ボケが発生します。

この時差ボケ状態は、月曜のだるさだけでなく、2・3日間続いてしまうことが研究結果でもわかっています。つまり、週の半ばまでなんとなく調子が上がらないまま仕事をすることになります。

やっと調子が上がってくるのは木曜から。ところがすぐに週末に入り、また寝溜めを繰り返してしまうため、ずっと時差ボケが続いた状態になってしまうのです。寝だめで休日の多くの時間を使ってしまうため,充実した人生を送る上でもマイナスです。

睡眠不足が日常化すると、睡眠問題に気づけなくなる

普段から睡眠不足の状態が日常化してしまうと、眠気や作業効率が低下していることになかなか気づくことができません。

そのためソーシャルジェットラグを改善して、平日のパフォーマンスを上げたいという人は、まずは1週間の生活スタイルを“見える化”するのがおすすめです。

睡眠不足改善について詳しく知りたい方はこちら

睡眠のズレがパフォーマンス低下を引き起こす

日中上手く動けなかったり、すぐに集中力が切れてしまったりとパフォーマンスが悪いと感じていても、年齢や疲れのせいだと思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、このようなパフォーマンスの低下は平日の睡眠不足と週末の寝溜めによって起こる、睡眠のズレが原因の一つと言えるのです。

このズレによって仕事のパフォーマンスが下がって、どんどんタスクが溜まり、平日の睡眠時間が削られ、さらにまた週末に寝溜めをして月曜からまた調子の上がらない日々…。というよくない状態が続いてしまいます。

自分を客観的に可視化することが大切

もちろん、毎日忙しく生活していると睡眠時間をとるのもやっと、という人も多いかもしれません。

週末の寝溜めは平日の睡眠不足を補うためについやってしまいがちですが、根本的に睡眠の状態やパフォーマンスの低下を改善するためには日頃の生活スタイルを見直すことが大切です。

そのため、まずは平日にどのくらい眠れているのか、調子の上がらない時間はいつか、睡眠に回せる時間はないか、と客観的に自分を可視化していきましょう。

この記事でわかったこと

ソーシャルジェットラグは週末の寝溜めで起こる

ソーシャルジェットラグは週半ばにやっと解消される

睡眠のズレがパフォーマンスを低下させる

岡島義先生の睡眠に関する著書はこちら
「1時間多く眠る!睡眠負債解消法ー日中の眠気は身体のSOS、能力を半減させている!」

最終更新日:2021.04.10

2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

この記事の監修者

岡島 義

・東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授

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