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公開日:2021.04.13
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朝の目覚めの良さよりも日中のパフォーマンスを意識して!眠れない辛さを改善する方法とは

「年々目覚めが悪くなってきた」「すっきりと起きられない」最近こんな悩みはありませんか?

「ぐっすり寝た」という実感があまりなく、「なんでよい睡眠がとれないんだろう…。」と思い悩んでいると、さらに眠れなくなりネガティブな気持ちになってしまう人も多いのでは。

今回の記事では、眠れない辛さを改善する方法を東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授の岡島 義先生に教えていただきました。

この記事でわかること

「寝足りなさ」を引き起こす睡眠慣性とは

朝の目覚めより日中のパフォーマンスが重要な理由

「眠れた気がしない」人は睡眠を客観視するとよい?

「寝足りない」は睡眠慣性が関係している?

よい睡眠をとれているかどうかを計るには、「朝すっきり起きれている」「ぐっすり眠れた感じがあるかどうか」など、「朝の目覚め」の良し悪しが指標とされる場合が多くあります。

しかし、寝起きの良し悪しには「睡眠慣性」が深く関係しています。これは、深い睡眠のときに起きることでしばらく眠気が残ってしまう現象です。

そして、「寝足りない」「よい睡眠がとれていない」というような、睡眠に対する不満が積もりやすくなりがちになります。

朝の目覚めの良さより日中のパフォーマンスが重要

ほとんどの人は朝ぐっすり眠れた気がしないと、なぜよく眠れないのかと思い悩んでしまいがち。

しかし、実は目覚めの良さよりも日中のパフォーマンスがしっかり出せているかが重要なポイントと言えます。

朝の眠気は、先ほど説明した「睡眠慣性」が関係しており、起きた瞬間は眠たさを感じる人でも起床から1〜2時間ほど経つと「睡眠慣性」は治まるため、日中のパフォーマンスには関係しなくなることが多いのです。

そのため朝に眠れた気がしないと思っても、日中思い通りのパフォーマンスが出せているならとくに睡眠は問題ないと言えるでしょう。

客観的に見ると実は眠れている場合が多い?

出典:「1時間多く眠る!睡眠負債解消法ー日中の眠気は身体のSOS、能力を半減させている!」岡島義 著(さくら舎)

いつも「よく眠れた感じがしない」「朝の目覚めが悪い」と感覚的に思っている人でも、実は客観的に見ると意外と眠れているという事実が判明します。

自分の睡眠を客観的に評価するためには、fitbitのような睡眠計測を利用するとよいでしょう。それと同時に、睡眠の状態や日中のパフォーマンスの良し悪しなどをチェックする「睡眠ダイアリー」を実践してみるのがおすすめです。

この睡眠ダイアリーは、できれば4週間を1セッションとして、4セッション・4か月続けていきましょう。

自分の睡眠の状態が可視化できると、思ったよりも眠れている日が多いこと、昼間もしっかり活動できていることに気づき、自分らしい良い睡眠がとれていることがわかります。するとさらに調子も上がってきてどんどんプラスの方向に向かっていくようになるでしょう。

睡眠を客観視して「眠れない」気持ちを改善

自分はもしかしたら不眠症なんじゃないか?どうしてぐっすり眠れないのか?と思い悩む人も多いですが、睡眠を改善するためには自分を客観視することが大切です。

今回紹介した睡眠ダイアリーは、簡単なチェック項目で自分の睡眠や日中のパフォーマンスを確認できます。

睡眠ダイアリーと合わせてfitbitなど、睡眠分析に優れた活動量計を利用することで、自分では気づきにくい問題を見つけることができ、最近では健康管理方法として注目されています。

自分に合った睡眠の分析方法を取り入れて、良い1日を送れるように、まずは自分自身を客観視するところから始めていきましょう。

この記事でわかったこと

「寝足りなさ」は、起きてしばらくの間睡眠慣性が起こるから

「寝足りない」と思っても、日中のパフォーマンスには影響しないことが多い

「寝足りなさ」を改善するにはまずは自分の睡眠を客観視する「睡眠ダイアリー」をつけてみて

岡島義先生の睡眠に関する著書はこちら
「1時間多く眠る!睡眠負債解消法ー日中の眠気は身体のSOS、能力を半減させている!」

この記事の監修者

岡島 義先生

東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授

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