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公開日:2021.04.29
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眠れないのは自律神経の乱れが原因?睡眠と自律神経の深い関係を解説

「寝たいのに眠れない……」「寝ても途中で起きてしまう」など、睡眠の悩みを持つ人が多いのではないでしょうか。

日頃からストレスフルな生活を送っている人は、自律神経の乱れが睡眠に影響しているかもしれません。

この記事では、睡眠と自律神経の関係や安眠する方法について解説します。

この記事でわかること

どうして睡眠と自律神経が関係するのか

自律神経のバランスが乱れる原因

自律神経を安定させる方法

睡眠と自律神経の関係

寝つきと目覚めのリズムを調節しているのは「自律神経系」「内分泌ホルモン系」などの働きです。自律神経が乱れると体内時計の調節ができなくなり、睡眠に関する不調が起こりやすくなります。

逆に、もともと自律神経が整っている人でも、睡眠不足が続くと自律神経が乱れてしまうので注意が必要です。睡眠と自律神経は相互作用の関係にあるため、良質な睡眠を得るためには自律神経を整える必要があります。

そもそも自律神経ってどんなもの?

自律神経は、体を一定の状態に保つ働きをしています。意識しなくても内臓の動きや体温や汗を調節し、代謝を維持してくれる司令塔のような存在です。

そんな自律神経には、緊張したときに働く「交感神経」とリラックスしたときに働く「副交感神経」があります。「交感神経」「副交感神経」のバランスが乱れると、さまざまな不調が起こりやすくなってしまうのです。

自律神経が乱れるのはなぜ?

長時間労働やストレス過多など、現代は自律神経が乱れやすい環境といえます。

緊張状態やストレスの持続

現代に生きる私たちは、仕事やストレスなどで交感神経を長時間働かせなければなりません。交感神経優位の時間が長く続くと、副交感神経とのバランスが不安定になります。

副交感神経の働きが少なくなると、心と体のメンテナンスができません。すると自律神経が乱れて眠れなくなったり、気分が落ち込んだり、さまざまな不調が起こりやすくなります。

体内時計の乱れ

人間の自然な体内時計は、昼間の明るい時間に交感神経が働いて体を活発に動かし、夜暗くなったら副交感神経が働いて体を休めるようにできています。

副交感神経が最も活発になる時間帯は夜、とくに深夜から朝にかけてです。この時間に深い睡眠が得られていると自律神経が安定し、全身の臓器の働きもよくなります。

しかし現代は電気があるので、太陽の動きや自然のリズムを無視した生活をしがちです。体内時計を無視した生活を続けていると、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経を安定させてぐっすり眠る方法

自律神経を安定させて、安眠できる習慣を手に入れましょう。

生活リズムを一定に保つ

睡眠と覚醒の時間を一定に保ち、生活のリズムを整えましょう。休日だからといって夜ふかしをしたり、朝寝したりすることは自律神経が乱れる原因になります。

休日でも、いつもと同じくらいの時間に起きて活動するのがベストです。寝不足を解消するなら、30分以内の昼寝で睡眠時間を補填しましょう。

脳を休めてリラックスする

人間は起きている間、過去の失敗や将来の不安などネガティブな思考を繰り返してしまうもの。しかし、とりとめもなく考え続けていると脳が疲労し、自律神経の乱れにつながります。

日中に交感神経が優位になる生活をするなら、夜間はリラックスして副交感神経を働かせることが大切です。仕事や家事が終わったら、ゆっくり休んで心と体をメンテナンスしましょう。

寝不足を解消するなら自律神経を整えよう

睡眠と自律神経は密接に関わっており、自律神経が乱れると睡眠の質が低下します。しかし現代に生きる私たちは、仕事や対人ストレスなどさまざまな影響で自律神経のバランスが乱れやすい環境にあります。

自律神経を整えるためには、毎日の生活リズムを一定に保つことが大切です。日中働いたら夜間はリラックスし、脳を休ませてぐっすり眠る習慣を身に着けましょう。

この記事でわかったこと

自律神経は睡眠と覚醒のリズムを調節する働きがある

自律神経が乱れる原因は不規則な生活習慣やストレス

自律神経を整えることが快眠につながる

この記事の監修者

山下 明子先生

・株式会社マインドフルヘルス 代表取締役
・内科医、産業医
・神経内科専門医
・抗加齢医学専門医
・人間ドック健診専門医、指導医
・医学博士

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