毎日行うシャンプーやドライヤーは自己流でなんとなくやっている、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、美しい髪をキープするためには「正しいヘアケア」を取り入れることが大切です。
今回の記事では、普段自己流で終わらせてしまいがちな洗髪とドライの、正しいやり方をご紹介します。
正しい洗髪のやり方
正しいドライのやり方
洗髪&ドライのポイント
髪を洗う前に重要なのがブラッシング。
ブラッシングを行うことで、ホコリや抜け毛を落とし、頭皮マッサージ効果も期待できます。髪の長い人は、毛先からとかすようにして、次に中間、最後に根元にわけてとかすようにしましょう。
また、シャンプー前にはお湯で頭皮や髪をしっかり洗い流し、汚れを浮かせてからシャンプーを使うようにしましょう。
寝起きをすっきりするために朝シャンをする人も多いかもしれませんが、朝晩1日2回シャンプーをするのは洗い過ぎです。
またシャンプーをするなら朝より夜が◎。1日に溜まった汚れや、酸化した皮脂をしっかり落とすことで、夜寝ている間の育毛がスムーズになります。
洗髪で重要なのは、髪よりも頭皮。シャンプーを泡立てたら、頭皮を指の腹でやさしく洗うようにしましょう。
髪はできるだけ摩擦を与えないように、頭皮の泡を伸ばすくらいでOKです。
トリートメントは頭皮ではなく、髪に伸ばすようにしましょう。
髪に伸ばしたら粗めのくしなどでとかすと、毛の1本1本までしっかり行き届くので、おすすめです。
ドライヤーの熱は乾燥につながるので、まずはタオルドライをしっかり行いましょう。
頭皮はゴシゴシ擦らないよう、やさしく吸い取るように。髪が傷まないように、両手でパンパンとはさんで。
アウトバストリートメントは頭皮ではなく、髪で最も傷みやすい毛先に丁寧につけましょう。また、アウトバストリートメントは、手指の間に広げてから、髪の毛に手ぐしでつけて、最後にくしで全体になじませましょう。
長めの髪の場合は、肩と背中が擦れる内側の髪にもしっかりとヘアケア剤をつけるようにすると◎。
ドライヤーをあてるときは、つい毛先から一気に乾かしがちですが、1番乾きにくい根元から乾かし始めましょう。
根元が乾いていないと雑菌が繁殖する原因にもつながるため、しっかり乾かすようにします。
濡れた髪はキューティクルが開いている状態。キューティクルが開いたままだとダメージを受けやすくなります。
ドライヤーの最後に髪の表面をなでるように冷風をあてるとキューティクルが引き締まり、ダメージを受けにくくなり、ツヤも出るのでぜひやってみてください。
毎日行うシャンプーやヘアドライは、ついつい自己流になってしまいがち。
しかし、美髪をキープするためには正しい方法でヘアケアを行うことが重要です。最初は慣れないかもしれませんが、いつまでもツヤとハリのある美しい髪を保つために、ぜひ続けてやってみてくださいね。
洗髪前にはブラッシングと予洗いをしっかりと
ドライ前はタオルドライ、ヘアケア剤は毛先と内側に
育毛を促すには夜にシャンプーを、ツヤを出すにはドライヤーの冷風を仕上げに