コクがあってとろける味わいのビーフシチューは、洋食屋さんでも人気のメニュー。
ビーフシチューはシチューの中でも意外と糖質が低めの料理ですが、市販のルーを使用したり、ケチャップやで三浦酢ソースを入れると思った以上に糖質が上がってしまう懸念があります。ですが、糖質制限ダイエット中はできるだけおいしく糖質を抑えたいですよね。
今回のレシピでは、糖質を抑えているのに大人の贅沢な味わいが楽しめる「低糖質ビーフシチュー」のレシピを紹介します。
低糖質ビーフシチューの作り方
低糖質ビーフシチューを作るコツ
糖質オフにするポイント
赤ワインはリーズナブルなものでOK。十分に美味しく仕上がるので、手頃なものをご用意ください。
【低糖質ビーフシチュー】
【きのこのバターソテー】
【トッピング】
牛スネ肉を、ひと口よりやや大きめに切ります。1切れ50gくらいが目安です。
切り終えたら塩こしょうをして、よく揉み込んでおきましょう。
大きめの鍋にオリーブオイル大さじ2を入れ、牛スネ肉を入れる前にしっかり加熱します。
鍋が温まったら牛スネ肉を並べ、表面に焼き目をつけましょう。肉を並べたら動かさず、片面5分程度強火で焼き焦がしてください。
全体的にしっかりと焼き目がついたら、一旦お皿などに肉を取り出します。まだ生焼け状態ですが、この後煮ていくので表面に焼き色が付けばOKです。
同じ鍋で玉ねぎを炒めるので、鍋は洗わずにそのまま置いておきます。
大きめの玉ねぎ2個を薄くスライスします。
ニンニクは大きいものを2かけ取り、みじん切りにしておきましょう。
牛スネ肉を炒めた鍋に、薄くスライスした玉ねぎを入れて炒めます。
塩小さじ1、バター15〜20g、みじん切りにしたニンニクを入れ、玉ねぎと一緒に炒めてください。
玉ねぎも牛スネ肉の時と同様に、あまり動かさずにしっかり焼き焦がしていきます。焦げつきそうになったら軽くかき混ぜ、全体的にあめ色になるまで炒めましょう。
玉ねぎが入っている鍋に、赤ワイン1本分(750ml)を全部れます。ワインを入れたら、取り出しておいた牛スネ肉を鍋に戻してください。
鍋底に焦げ付いた玉ねぎをはがしながら軽くかき混ぜたら、水100ccを加えます。このまま蓋をせず、中火で30分ほどグツグツと煮込みましょう。
煮込んでいるとアクが出てきます。しばらくするとアク同士がくっついて塊になるので、ちょうどいいタイミングで取り除きましょう。
アク取りをしてソースがきれいになったら、こしょうをやや多めに入れて味を整えます。
コンソメ小さじ2も加えて軽くかき混ぜたら、蓋を開けた状態でさらに30分ほど煮込みます。
30分ほど煮込んでいる間に少しアクが出てくるので、取り除いてざっくりかき混ぜます。
今度は蓋をして約1時間ほど煮込みましょう。
ソースを煮込んでいる間に、きのこソテーを作ります。
マッシュルームや舞茸など、好みのきのこを食べやすい大きさに切ります。バター適量で炒めておけばOKです。
蓋をして1時間ほど煮込んだソースに、きのこソテーを加えて軽くかき混ぜます。
味見をしながら塩とこしょうで味を整えてください。甘みが足りない場合は、エリスリトールを少し加えましょう。
糖質量は上がってしまいますが、ケチャップを入れると食べやすい味に仕上がります。子どもでも食べやすい味に仕上がるので、家族と一緒に食べるときはケチャップで味を整えるのもおすすめです。
器に盛り付け、お好みでバターや生クリームなどをトッピングしたら完成です。
炒め方やアク取りなど、基本的なところを押さえればおいしく作れます。
玉ねぎは、加熱すると糖分がカラメル化して甘い匂いがしてきます。多少焦げ付いてしまっても、あめ色になるまで臆することなく焦がし続けてください。
鍋に赤ワインを入れたら、鍋底の玉ねぎに水分が加わることで取り除きやすくなります。煮込み始めたら、おたまなどを使って鍋底に焦げ付いた玉ねぎをはがしましょう。
アク取りのタイミングは、早すぎず遅すぎずが基本です。アクの出始めは取りにくいので、アクとアクがくっついて塊になったら取り除いてください。
アクを取らずに煮込み続けると、ソースが濁って味に雑味が出てしまいます。アクが出始めたら目を離さず、ちょうどいいタイミングでしっかり取り除きましょう。
今回のレシピではとろみのもととなる小麦粉を使用せず、赤ワインを使用するため、サラッとしたソースのビーフシチューに仕上がります。
赤ワインを使用することで牛スネ肉はしっかり柔らかく、玉ねぎの甘味がしっかり感じられる贅沢な味わいに。
糖質量は1人前で7.6g、全量でも60.2gなので糖質制限中のごちそうにぜひ作ってみてくださいね。
小麦粉不使用!赤ワインをじっくり煮込むだけでOK
牛スネ肉や玉ねぎはしっかり炒める
市販のルーやじゃがいもなど糖質が高いものは使わない
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