トロリと甘いパンナコッタはひんやり甘くて、夏にぴったり。でも「「太りたくない!」と甘いスイーツを控えている人も多いのではないでしょうか。
パンナコッタは糖質が多く含む砂糖以外にも、乳糖を含む牛乳をたっぷり使うため、糖質制限中にはあまりおすすめできません。
そこで今回は、糖質制限中でも食べられる、牛乳不使用で究極になめらかな「低糖質パンナコッタ」のレシピを紹介します。
とろける低糖質パンナコッタの作り方
とろける低糖質パンナコッタを作るコツ
ゼラチンが固まる温度
アーモンドミルクは、メーカーによって砂糖入りのものがあります。今回は低糖質レシピなので、砂糖不使用のアーモンドミルクをご用意ください。
まずは生クリーム100ccをはかり、ボウルに入れておきます。
次にアーモンドミルク200ccをはかり、耐熱の容器に移しておきましょう。耐熱性の計量カップなら、そのままでOKです。
アーモンドミルクにエリスリトール大さじ2を加えます。軽くかき混ぜ、エリスリトールをある程度溶かしましょう。
アーモンドミルクを500Wの電子レンジで2分加熱します。一旦取り出してかき混ぜ、エリスリトールが完全に溶け切っていることを確認しましょう。
もう一度アーモンドミルクを500Wで30秒〜1分加熱し、沸騰直前で取り出します。クッキング温度計がある場合は、80℃以上を目指してください。
ゼラチンに大さじ1杯のお水を入れて軽く混ぜ、500Wの電子レンジで30秒ほど加熱します。ゼラチンが完全に溶けていればOKです。
沸騰直前で取り出したアーモンドミルクに、溶かしたゼラチンを全部入れてかき混ぜます。
このとき、アーモンドミルクが80℃以下だとゼラチンが固まってしまうので注意してください。
アーモンドミルクが少し冷めたら、最初にはかった生クリームのボウルに入れましょう。
大きめのボウルに氷水を張ります。パンナコッタ液が入ったボウルを氷水に当て、かき混ぜながら35〜40度くらいまで冷やしましょう。
パンナコッタ液がお風呂の温度くらいまで冷めたら、氷水から上げてください。
パンナコッタ液を好きな容器に移し、室温で放置して粗熱を取ります。
室温くらいまで温度が下がったら、サランラップなどで蓋をして冷蔵庫で3〜4時間冷やし固めましょう。
パンナコッタが固まったら完成です。
究極になめらかな低糖質パンナコッタを成功させるには、温度管理を徹底することが大切です。
アーモンドミルクにゼラチンを入れる時、80度以下だとゼラチンが固まってしまいます。必ず沸騰直前まで加熱してから、ゼラチンを混ぜてください。
電子レンジの中を確認し、小さい泡がフツフツと生じてきたら取り出すのがベストです。電子レンジから取り出すときは、やけどしないように注意しましょう。
パンナコッタ液を冷やすときは、氷水に当てながらかき混ぜてしっかり冷ましましょう。冷ます過程でかき混ぜたときに泡立っても、最終的にはなめらかになるので問題ありません。
温度管理がうまくいかないと、アーモンドミルクと生クリームが2層に分離することがあります。分離してもおいしく食べられますが、気になる人はクッキング温度計を使用することがおすすめです。
低糖質パンナコッタなら、1人分の糖質量は1.65g。全部食べても糖質3.3gなので、糖質制限ダイエット中でも罪悪感なしで楽しめます。
今回のレシピでは牛乳の代わりにアーモンドミルクを使うことで、糖質を極限までカットしています。舌の上でとろける究極のパンナコッタが作れるので、自分へのご褒美に作ってみてくださいね。
乳糖を多く含む牛乳の代わりにアーモンドミルクを使う
アーモンドミルクは沸騰直前まで加熱する
ゼラチンは20度以下で固まるので注意する
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