カリッとした食感に、ジュワッと肉汁が溢れる唐揚げは子どもから大人まで人気のメニューですよね。しかし、唐揚げは衣の糖質が多く食べるのを控えている人も多いのでは。
普通の唐揚げだと、小麦粉や片栗粉を使うので衣に糖質が多く含まれ、また糖質制限ダイエット中の人は控えてほしいメニューのひとつ。
今回は糖質制限中でも食べられる、おからパウダーを使った低糖質でもジューシーな唐揚げのレシピを紹介します。
おからパウダー唐揚げの作り方
おからパウダー唐揚げを作るコツ
おからパウダー唐揚げの健康美容ポイント
今回のレシピでは、生のおからではなく「乾燥おからパウダー」をご用意ください。
【おからパウダー唐揚げ】
【飾り用】
鶏もも肉についた余分な水分をキッチンペーパーで拭き取り、1切れが50〜60g程度になるように切ります。
小さく切るとジューシーに仕上がりにくいので、少し大きめくらいがベストです。
鶏肉を切り分けたら、ジッパー付きの保存袋に入れてください。
ニンニクと生姜をすりおろし、鶏肉が入っている保存袋に入れます。そこに塩麹を加え、空気を抜いてジッパーを止めたら袋の上からよく揉み込みましょう。
揉み込んだら冬は常温で30分〜1時間ほど、夏は冷蔵庫で30分〜1時間ほど置いて味をなじませてください。
鶏肉に下味がついたら、保存袋におからパウダーを入れて均一にまぶします。
160℃に温めた油で3〜4分、8割り程度火が通るまで鶏もも肉を加熱します。1度にたくさんの鶏もも肉を入れると、油の温度が下がって生焼けになってしまうことがあるので注意してください。
軽く揚がったら一旦取り出し、5分程度おきます。
今度は180℃に温めた油に鶏肉を戻し、表面がこんがりと色づくまでしっかりと二度揚げしましょう。二揚げすることで中のお肉はしっとりとジューシーになり、かつ外側は香ばしく仕上がります。
お皿に盛り付けたら完成です。
付け合せとして、千切りキャベツやプチトマト、カットレモンを添えてみてください。唐揚げにレモンを絞ることで、糖化を防止する効果も期待できます。
おからパウダーを使った唐揚げなら、糖質制限ダイエット中でも安心して食べられます。
おからとは、豆腐を作るときの絞り粕です。大豆自体が持つ糖質は豆腐の方にいくため、おからは糖質がほとんど含まれません。
また、おからには食物繊維が多いので、糖質の吸収を抑える働きがあります。そのため、おからは糖質制限にぴったりの食材です。
鶏肉を塩麹に漬け込むと、麹菌に含まれる「プロテアーゼ」という酵素がお肉のタンパク質を分解してくれるため、やわらかさがアップ。また、酵素がタンパク質を分解する際に出るアミノ酸のおかげで鶏肉の旨味が増し、味付けが塩麹だけで決まるのもうれしいポイント。
また、塩麹には肉を柔らかくする効果もあります。唐揚げをジューシーに仕上げるために、鶏肉と塩麹をしっかり揉んで漬け込みましょう。
おからパウダー唐揚げの健康美容ポイントは、以下の3つです。
おからは低糖質食品なので、糖質制限ダイエットにぴったり。食物繊維やタンパク質も豊富なので、しなやかなボディメイクにも効果が期待できます。
さらに、おからには「大豆イソフラボン」がたっぷり含まれています。女性ホルモン「エストロゲン」に似た作用があるので、女性特有のイライラや落ち込みにも効果的です。
唐揚げに使う小麦粉をおからパウダーに変えるだけで簡単に糖質オフが可能。おからパウダー唐揚げなら、ダイエット中でも我慢する必要はありません!
糖質制限ダイエット中の方にもうれしい効果が期待できるので、ぜひ今日の献立から取り入れてみてくださいね。
小麦粉のかわりにおからパウダーを使うだけでOK
塩麹を使うと鶏肉が一層おいしくやわらかくなる
大豆パワーでダイエットやPMSをやわらげる作用も期待できる
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