夏の体調は舌でチェック！ダルい夏を健やかに過ごすおすすめ食材

梅雨から夏にかけての季節は、気候の変化が激しく体調を崩しがち。ダルさや食欲不振など、さまざまな不調に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、舌で体調をチェックする方法を紹介します。

夏の不調を改善するおすすめ食材も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

夏の不調は舌を診よう！舌をチェックする方法

東洋医学では、体調が舌の状態にあらわれるとし、これを「舌診」といって、現代でもご自身の健康管理に役立つセルフチェック方法でもあるんです。

鏡の前で舌を「べー」と出し、舌の全体的な形状や舌苔を観察してみましょう。きれいなピンク色で、形状も整っており、以下のような様子がなければ健康な状態です。

こんな症状はみられませんか？

ご自身では不調を感じていなかったものの、舌にこんな様子がみられたら不調を早めにケアしてあげたいサインです。

例えば、舌の側面にギザギザと歯型がついている場合は、水分のめぐりが悪く疲れがたまり気味。舌のベタつきやむくみも、体液の循環が悪くなっている傾向にあります。

また、舌苔がほとんどなく、赤みが強かったり、一部はがれていたりする人はうるおい不足のサインです。自覚症状がなくても、実はいろいろな症状が隠れている可能性があるんですね。

舌に不調サインが出るときは、睡眠の質も悪くなりやすいので、朝の目覚めが悪いと感じたら舌をチェックし、舌にサインが出ているときには早めの疲労回復ケアを心がけてみてください。

舌で不調を見つけたら！夏に食べたいおすすめ食材

舌チェックで不調サインを見つけたら、できるだけ早めに対処することが大切です。

水分のめぐりをよくする食材や、栄養たっぷりの食材を食べて夏バテを予防しましょう。

夏野菜をつかって薬膳！体の中からクールダウン！

夏が旬の野菜は水分が多く、体を冷やす作用があります。特にウリ科の野菜（きゅうり、とうがん）やナスは薬膳ではカラダを冷やし、余分な水分を排泄するのでむくみに有効とされています。

ゴーヤ（ニガウリ）の苦味成分はカラダの中にこもった熱をとってくれるされ、肌トラブルや暑さのイライラにも良いとされています。

トマトは口の乾きや胃腸の働きを高めて消化を促進します。スイカも喉の乾きをとり、口内炎や発熱後の水分補給におすすめです。

食欲がないときは薬味や香辛料をプラス

夏はジリジリ暑くて、食欲がなくなることも多いですよね。

食欲をアップさせるには、胃液の分泌を促す味付けがおすすめです。薬味や香辛料などを使って、さまざまな味の料理を楽しみましょう。

にんにくは疲労回復に効果的です。薬膳では気を巡らせることでメンタルケアや消化サポートにも良いとされています。5〜7月頃に収穫を行う旬の食材でもあり、この時期だけ甘くみずみずしい生にんにくはとてもおすすめです。

夏野菜や栄養たっぷりの食事で夏の体調を整えよう！

身体のダルさや食欲不振、むくみなどの不調を感じたら舌チェックを行ってみてください。

舌には体の不調サインが現れるので、早めに不調に気づくことができセルフケアを取り入れるきっかけにもなります。特に、朝の目覚めが悪いと感じたら早めのケアを行ってみましょう。

夏はキンと冷えた食べ物や飲み物が美味しい季節ですが、体を冷やすものはほどほどにして、夏野菜や栄養豊富な食材を摂るようにすると夏バテ予防にも◎。早めの夏バテ対策を行い、心も身体も軽やかに夏を乗り切りましょう！

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