近年、ダイエットのみならず健康にも良い食事法として、「糖質制限」が主流になりつつあります。
しかし「制限」とつくので、「難しそう」「面倒くさそう」などのネガティブなイメージもありますよね。
そこで今回は、糖質制限の健康へのメリット、糖質を摂ることでのデメリットを具体的に解説していきます。
甘党じゃない人でも糖質制限をすすめられる理由
糖質の摂りすぎによって起こるデメリット
糖質制限で得られるメリット
日本人の食生活は糖質に偏りやすいので、健康のために意識して糖質制限を取り入れることがおすすめです。
「糖質」と聞くと、ケーキやチョコレートなどの甘いお菓子を連想するのではないでしょうか?
しかし、糖質はお米や小麦にも含まれています。普段何気なく食べているご飯・パン・麺類などの主食は、糖質を多く含んでいる食べ物です。
「甘いおやつを食べないから、糖質制限は関係ない」と思っている人が多いはず。
しかし、しょっぱいお煎餅やスナック菓子も原料は糖質です。主食にご飯やパンを食べている人も、糖質を摂っていることになります。
日本人に根付く食生活は、基本的に糖質が多めです。そのため、日本人は糖質過多になりやすいといわれています。
糖質を食べすぎると、「太る」以外にもさまざまなデメリットがあります。糖質の摂りすぎによるデメリットを知り、少しずつ食事の意識を変えていきましょう。
甘いおやつを食べ始めると、止まらなくなった経験はありませんか?
糖質には中毒性があり、食べ始めるとますます食べたくなります。糖質の中でも特に、砂糖などに含まれる単糖は一時的に血糖値が上がって満腹になるのですが、すぐに食べたくなってしまうのです。
逆にタンパク質・脂質は満足感が得られたら、すぐに食べたくなることはありません。脂の乗ったお肉をお腹いっぱい食べたあと、すぐにまたお肉を食べたくはならないですよね。
糖質は炎症を引き起こす物質ともいわれています。身体の中で炎症が起こると、さまざまな不調が起こりやすくなるので注意が必要です。
身体に不調を感じる人は、糖質制限をしてみてください。慢性的な不調が改善し、身体が軽くなるかもしれません。
糖質制限がダイエットに効果的なことは広く知られていますが、実はそれ以外の効果もたくさんあります。
肌や髪への美容効果だけでなく、健康面でもメリットばかりで、肥満や生活習慣の予防にも役立ちます。
糖質制限は「制限」という言葉がつくので、とても大変なものだと思われがち。しかしほぼ糖質を摂らない「断糖」のような糖質制限でなければ、意外と取り入れやすい食習慣です。
緩やかな糖質制限の「ロカボ」なら、糖質を極端に減らす必要はありません。いつもの食事から糖質を少しずつ減らしていけばいいので、初心者でも無理なく始められます。
糖質オフの食品やレシピなども利用しながら、自分に合った糖質制限に取り組みましょう。
年齢を重ねても、キレイな身体のラインやお肌をキープしたいですよね。
糖質制限をコツコツ継続していけば、いつまでも健康で美しい自分を維持できます。
まずはできるところから初めて、少しずつ糖質制限の食事に慣れていきましょう。
日本人はお米を多く食べるので糖質に偏りがち
糖質を食べすぎると中毒になり、炎症が起こりやすくなる
糖質制限はダイエットだけでなく、肌や髪にも嬉しい効果がある
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