「顔がたるんでブルドッグみたい」「ほうれい線や二重あごが取れない……」など、顔のたるみに悩みを抱えているのではないでしょうか。
インターネットで調べると、たるみ解消の記事や動画がたくさん出てきます。しかし、頑張っても顔のたるみはなかなか改善されないですよね。
そこで今回は、フェイストレッチング協会認定講師の後藤英美さんに「これだけはやってほしい」顔のたるみ解消法について教えていただきました。
顔のたるみ解消に効果的なエクササイズ
顔のたるみ解消にフェイトレが効果的な理由
フェイトレを行うときの注意点
顔のたるみ解消に最もおすすめなのは、口のまわりについている「口輪筋(こうりんきん)」のエクササイズです。口輪筋を鍛えることで、頬やあごなど顔全体のたるみ解消につながります。
口輪筋は唇の周りを丸く取り囲む筋肉で、頬やあごの筋肉とつながっています。顔全体にアプローチできるので、顔のたるみ解消に効果的です。
唇全体をもみほぐすイメージで、気持ちよさを感じながら動かしましょう。
口輪筋エクササイズはとても簡単にできますが、素早く行うと効果が半減します。
「ゆっくり動かす」「5秒キープ」などの指示を守り、鏡を見ながら丁寧に行ってみてください。きちんと研究されているトレーニングなので、正しく行えば効果を実感できます。
フェイトレは、医学的な根拠に基づき考案された安全性の高い表情筋トレーニングです。
フェイストレーニングとは、もともと顔面麻痺のリハビリ目的で考えられました。
顔面麻痺が改善されたとき、「美容にも活かせないか」と考案されたのがフェイトレです。医学に基づいたトレーニングなので、正しく行うことで高い効果が期待できます。
表情筋を鍛えるといっても、ただやみくもに動かせばいいわけではありません。
特に目元や首周りの皮膚はとても薄く、間違った触り方や動かし方をするのは逆効果です。肌は刺激から身を守るためにメラニンを出したり、筋肉を固くしたりするので、シミやしわができやすくなります。
フェイストレーニングなら医学に基づいた根拠があり、安全性も確率されています。たるみ解消効果を早く得るためにも、指示の通り正しく行うように意識してみてください。
顔のたるみ解消には、毎日継続してフェイストレーニングを行うことが効果的です。
まずは「口輪筋」エクササイズを覚えて、口周りから顔全体のたるみを解消させましょう。
歯磨きをしない日がないのと同じように、習慣としてフェイストレーニングを取り入れてみてください。
顔のたるみ解消には口輪筋エクササイズがおすすめ
フェイトレは医学に基づいているので高い効果が期待できる
ただやみくもに顔を動かすのではなく丁寧に行うことが大切