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あなたは大丈夫?腸内環境が分かる「おへそチェック」と下がり腸の改善方法

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腸内環境が悪くなると美容や健康にデメリットが大きいので、できれば良好な状態を保ちたいもの。

しかしお腹の中は実際に見られないので、自分の腸内環境がいいか悪いか分かりにくいですよね。

そこで今回は、便のスコア化で健康管理するスマホアプリ「ウンログ」のうん広報・長瀬さんに「腸内環境が分かるおへそチェック」と「腸内環境の改善方法」について教えていただきました。

この記事でわかること

腸内環境が分かるおへそチェックのやり方
腸内環境を悪化させる「下がり腸」について
下がり腸を改善して腸内環境を整える方法

腸内環境が分かる!おへそチェックのやり方

おへその形を見ると、腸内環境がどのような状態が分かります。鏡でおへそを見て、どんな形状をしているのかしっかりチェックしてみてください。

理想的な腸内環境の人は縦長の「アーモンドおへそ」

おへそは縦が正しい形で、縦長のアーモンド型が理想です。

へその緒の切り方で形は若干変わりますが、基本的には縦長のおへそがベストといえます。まっすぐに縦長でなくても、縦向きであればOKです。

横長おへそはNGサイン!腸内環境が悪化しているかも

便秘を自覚している人は、おへそが横につぶれているのではないでしょうか?

横長につぶれているおへそは、腸内環境が悪くなっているサイン。便秘ではない人でも、横向きおへそなら腸の状態がよくない可能性があります。

腸内環境が悪いと「下がり腸」になる

便秘の人や横長おへその人は、腸内環境が悪化して「下がり腸」になっているかもしれません。

「下がり腸」とは

「下がり腸」とは、大腸が下垂してしまっている状態のこと。

人間の大腸はお腹の周りを囲うようにあり、左右の縦ライン(下行結腸・上行結腸)は固定されています。しかし胸の下を通っている横ライン(横行結腸)は固定されていないので、筋肉の衰えや腸内環境の悪化により下垂してしまうのです。

大腸は本来、左右の縦ライン(下行結腸・上行結腸)に支えられて四角い形をしています。しかし、下がり腸の人はM字型だったり、大腸が骨盤の中に落ち込んでしまうのが特徴です。

お腹が下に引っ張られるので、おへその形は横長につぶれてしまいます。

「下がり腸」になるデメリット

下がり腸になると、健康にさまざまなデメリットをもたらします。

▼下がり腸のデメリット

  • 便秘になりやすくなる
  • 排便のときに痛みがでやすい
  • 子宮の血流が悪くなる
  • 妊娠しづらくなる
  • 下腹がぽっこりと出る
  • 下がり腸になると便が通過しにくいので、排便時に腹痛を伴ったり便秘しやすくなります。子供の頃から便秘・下痢を繰り返していたり、運動不足で便秘になりやすかったりするのも下がり腸の特徴です。

    骨盤の中に腸が落ちると下にある子宮が圧迫され、血流が悪くなります。子宮の血流が悪くなると妊娠しづらくなるので、身体は子宮の周りを温めるため下腹部に脂肪を増やします。

    「下がり腸」になると老けた印象に見える

    大腸は消化管で全体につながっているので、大腸が下がれば全体が下に引っ張られて下垂します。

    全体的に下垂して老けて見えるので、おへそが横長につぶれていたら早めのセルフケアを行うことが大切です。下がり腸は胸やフェイスラインの下垂、目の下のたるみにも関係します。

    「下がり腸」を改善して腸内環境を整える方法

    おへそが横長につぶれている人は、腸もみや体操を行って理想的な「アーモンドおへそ」を目指しましょう。

    「下がり腸」に効果的な体操

    下がり腸を改善するためには、ヨガの「橋のポーズ」のような体勢で大腸の位置を戻してあげることが効果的です。

    ▼下がり腸を改善する準備運動

    1. 仰向けに寝て膝を立てる

    2. 深呼吸(鼻から5秒吸って口から10秒吐く)3〜5回

    3.お尻を高く上げて数秒キープ(腸の位置を正す)

    4. 両手をおへその下に置き、手のひらを顔の方に向ける
    5. おへその下から胸の方に向かって、手を滑らせながらお腹を持ち上げる
    6. 最後に10回ほど腹筋運動を行う

    お腹を持ち上げるときは、手をブルドーザーのように動かすのがポイント。下からまっすぐ上、右下から左上、左下から右上など、多方面にしっかり引き上げましょう。

    一緒に「小腸ほぐし」や「大腸ほぐし」も行うと、便秘解消や腸内環境を整える効果が期待できます。ウンログのYouTube「ウンTube」で詳しいやり方を解説しているので、ぜひ動画もチェックしてみてください。

    ▼ウンTube「見ながらできる!腸もみマッサージ手順動画」はこちら

    「下がり腸」には逆立ちもおすすめ

    下がり腸の改善に最も効果的なのは「逆立ち」です。

    もし「逆立ち」ができるのであれば、安全を考慮した上で行ってみてもいいでしょう。難しいようであれば、上記で紹介した腸もみを習慣的に行ってみてください。

    横長おへそは要注意!腸もみで腸内環境を改善しよう

    おへその形が横長につぶれている人は、腸内環境の悪化や下がり腸のサイン。

    下がり腸になると便秘になったり、全体的に下垂して老けて見えたり、健康や美容にデメリットばかりです。

    理想的な「アーモンドおへそ」を目指すため、横長おへその人は今日から「下がり腸改善体操」「腸もみ」を習慣化して腸内環境を改善していきましょう!

    この記事でわかったこと

    おへその形は縦長が理想!横長のおへそは注意して
    下がり腸になると健康や美容に多くのデメリットがある
    下がり腸には腸もみや逆立ちが効果的

    最終更新日:2021.10.01

    この記事の監修者

    長瀬 みなみさん

    ・ウンログ株式会社 うん広報(PooPR)
    ・腸活うんち専門家

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