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公開日:2021.10.12
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漢方の選び方は難しい?漢方の取り入れ方と相談するときのポイント

「漢方は体によさそう」「機会があれば試してみたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし普段の生活では西洋医学による診断や薬の方が身近なので、なかなか漢方を使う機会がない場合もありますよね。

今回の記事では、漢方薬剤師として活躍する大久保愛先生に「漢方の選び方」や「相談するときのポイント」などについて教えていただきました。

この記事でわかること

自分に合った漢方を購入する方法
漢方薬局で漢方を購入するときのポイント
生活習慣を記録することのメリット

漢方はどこで買える?

漢方は専門店からドラッグストアまで、さまざまな場所で購入できます。ご自身の予算や体の状態、不調、悩みを考えながら、自分に合った方法で選ぶようにしてみましょう。

早めにケアを取り入れたい人は「漢方薬局」へ

「症状を早く改善したい」「効果効能をしっかり求めたい」という人は、漢方薬局を選んでみてはいかがでしょうか。

漢方薬局に相談する場合、保険がきかないので全額自己負担になります。そのためクリニックで処方してもらうよりも予算は高くなりますが、保険に効果効能が縛られない幅広い選択肢から漢方薬を活用できるのが特徴です。

医師から処方してもらうなら「クリニック」

クリニックで漢方処方してもらう場合には、保険適用で購入できます。

医師に相談したり、検査した上で安心して購入したい人にはクリニックを受診することが適しているでしょう。ただし保険適用の漢方は限られるので、自由度が少ない分、満足度が少し下がってしまう場合も考えられます。

手軽に試したいなら「ドラッグストア」

漢方は、ドラッグストアで手軽に購入することもできます。

パッケージには的確な症状が書いてあるので、自分の症状に合うものを見つけたら試してみるのもよいでしょう。

ちょっとした不調のケアに役立つ上、急性症状の改善医は即効性のある漢方薬も多いです。

漢方相談のために生活習慣を記録しよう

東洋医学では、自分の状態を細かく伝えれば伝えるほど的確な診断ができます。

そのため漢方薬局に相談するときは自分の症状や悩み、不調などを記録し、できるだけ細かくに伝えることが大切です。

症状や感情の動きを記録する

体の不調や感情の動きは、ノートやアプリなどに記録しておくのがおすすめ。手間と感じる場合には、自分に合った方法で記録するようにしてみましょう。

「外出して動悸が起こった」「電車の中で発汗して困った」など、小さなことでも細かく記録してみてください。症状を列挙すればするほど正しく診断できるので、より適切な漢方を選んでもらえます。

また、東洋医学では「心の動き」にも目を向けて診断するのが基本です。「仕事に行くとイライラする」「夜はネガティブになる」など、感情の動きを感じたときも逃さず記録しておくのがおすすめです。

排泄や睡眠を記録する

お通じの状態は、健康の大切なバロメーターです。便通があった時間や状態、夜中のトイレ回数なども記録しておくといいでしょう。

また、睡眠記録も東洋医学の診断に役立ちます。寝る時間と起きる時間、睡眠の状態などをできるだけ毎日記録してみてください。

食事やおやつを記録する

食べたものの記録もおすすめです。毎日の食事や飲んだもの、ちょっとしたおやつまですべて記録しておくのも大切。

糖質の過剰摂取による血糖値の急上昇は、さまざまな不調の原因になります。小さな血糖値上昇の積み重ねが、不調の引き金になっているかもしれません。

ガムや飴、ミントタブレット1個でも血糖値の急上昇につながります。無意識におやつを食べてしまっている人も多いので、食べたら忘れずに記録してみてくださいね。

アルコールや喫煙

アルコールの過剰摂取や喫煙習慣は、美容や健康に多くの影響をもたらします。

漢方の選定にも影響するので、アルコールや喫煙の記録も忘れずに行ってみましょう。

生活習慣を記録するだけで改善することも

生活習慣を記録するメリットは、漢方相談で的確な診断が受けられるだけではありません。

記録することで自分の問題点に気付き、意識せずに行っていた習慣を改善できます。生活習慣の問題点を改善すれば、漢方を飲まなくても症状が落ち着くかもしれません。

「食べすぎ」「糖の摂り過ぎ」「寝不足」など、無意識のうちに体によくないことをしてしまいがちです。自分で改善できるところは見直してみて、それでも落ち着かない症状は漢方を頼ってみるといいでしょう。

漢方の選び方はプロに任せるのがベスト

漢方薬はドラックストアでも簡単に購入できますが、漢方薬局などの専門家に自分に合ったものを選んでもらうのがよいでしょう。

体の不調や生活習慣を記録しておき、自分の悩みを細かく伝えることで、幅広い漢方の中から最適なものを選んでもらえます。

まずは悩みを話すだけでもよいので、ぜひ専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

この記事でわかったこと

漢方は漢方薬局・クリニック・ドラッグストアで購入できる
漢方薬局で購入するときは症状を詳細に伝えることが重要
生活を記録するだけで症状が改善されることもある

この記事の監修者

大久保 愛先生

・薬剤師
・漢方カウンセラー
・国際中医師
・国際中医美容師
・アイカ製薬株式会社代表取締役
・漢方生薬研究所開発責任者
・一般社団法人腸内細菌検査協会理事
・株式会社東進メディカルアドバイザー

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