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心拍数の正常値はいくつ?心拍数と血圧の関係や短命リスクを医師が解説

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2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

健康診断や人間ドックでは、必ず「心拍数」と「血圧」を計測されます。「心拍数が高い」「血圧が高い」など、指摘されてしまった人も少なくないはずです。

では「心拍数」の正常値はどれくらいなのでしょうか?また、「心拍数」と「血圧」はどのような関連があるのかも知っておきたいところです。

今回は、医師の山下あきこ先生に「心拍数の正常値と血圧」についてお話を伺いました。

この記事でわかること

心拍数の正常値はどれくらいなのか?
心拍数と血圧の密接な関係
心拍数が早いと短命って本当?

心拍数の正常値ってどれくらい?

心拍数は個人差があるため、数値だけで正常かどうか判断するのは難しいところです。ただし、健康診断や人間ドックなどでは一般的な正常値が定められています。

心拍数が60〜100未満なら正常値

健康診断や人間ドックでは、心拍数が50〜100未満であれば正常とされます。

ただし、心拍数には個人差があるため、心拍数の数字だけ見て「正常」「異常」とは言えません。不整脈の有無や血圧の数値など、トータルで判断することが大切です。

心拍数が50未満や100以上は要注意

心拍数が50未満や100以上だと、不整脈の有無や体調をしっかり確認していきます。必ずしも異常というわけではありませんが、何か不調を抱えている場合もあるので注意が必要です。

心拍数 正常 異常
心拍数50未満 ・運動習慣がある
・普段から心拍数が低い
・不整脈がある
・徐脈
・その他
心拍数60~100(基準値)
心拍数100以上 ・緊張しやすい性格 ・甲状腺ホルモンの過剰分泌
・貧血
・その他

特に心拍数が100以上の場合、ホルモンの乱れや貧血などさまざまな問題が起こっていることも考えられます。運動しているわけでもないのに高い心拍数が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

心拍数だけでは判断しづらい!血圧とセットで考えよう

健康診断の目安として「正常値」は定められていますが、心拍数だけでは健康状態を判断できません。心拍数は血圧と相関があるので、血圧とセットで考えることが大切です。

血圧とは

血圧とは、血管の内面から壁に当たる圧のこと。

心臓が縮むときに血圧は上がります。心臓から血液がギューッと押し出され、血管の中がギュウギュウになって圧が高まるからです。

心臓が縮む 収縮時血圧(上の血圧)
心臓が緩む 拡張時血圧(下の血圧)

心臓が縮むと血圧があがり、心臓が緩むと血圧が下がります。血圧を測る時、上と下の血圧が出るのはこのような仕組みです。

血圧が低いと心拍数が上がる

元気な心臓は1回の収縮で十分な血液を送り出せるので、少ない心拍でも血液を身体に循環させられます。

しかし、心臓が弱い人は少しずつしか収縮できないので、臓器に血液を行き渡らせるためには心拍数を上げなければなりません。

血液を送り出す量が少ないので血圧は低いのですが、身体の機能を保つためには何度も何度も拍動させる必要があります。

血圧が高いから心拍が上がるわけではない

「血圧が高いと心拍も上がる」と誤解している人が多いのではないでしょうか?

実は、むしろ血圧が低い人ほど心拍数が高くなります。十分な血液を送り出せているはずなのに、心拍数も高いというのは機能としてアンバランスです。

血圧と心拍数がどちらも高い場合、ホルモン異常や運動不足など多くの要因が絡んできます。原因がどこにあるのか、バランスで診断しなければなりません。

血液循環は全身に「酸素」を届ける働きがある

そもそも血液循環とは、酸素を全身に送るために行われる機能です。

肺で吸った酸素を血液中に取り入れ、循環することで臓器に酸素を届けています。

心拍と血圧によって、血液循環はうまく働いています。非常に複雑な関係性をもっているため、数値だけでなく総合的に考える必要があるのです。

運動している人に多い「スポーツ心臓」とは?

習慣的に運動している人は、心臓が強くなって心拍数が下がります。「スポーツ心臓」と呼ばれており、学生やアスリートに多いタイプです。

「スポーツ心臓」の人は心拍数が少ない

習慣的なトレーニングで心拍数を上げている人は、心臓の筋肉が分厚くなります。

すると心臓の収縮が良くなるので、少ない心拍数でも普通に生活できるようになるのです。普通の人は少なくとも50以上ある心拍数が、40回程度でも平気な体質になります。

「スポーツ心臓」は運動をやめると元に戻る

スポーツ心臓は、1〜2年スポーツをしなかったらもとに戻っていきます。

そのため、学生の頃に部活動をやっていたからといって、いつまでも心拍数が低いわけではありません。習慣的なトレーニングを行っていないのに、心拍が異様に低い場合は医療機関を受診して原因を調べるのがいいでしょう。

運動不足の人は心拍数が高くなりやすい

「スポーツ心臓」とは逆に、運動量が極端に少ない人は心拍が高めになります。

特にシニア世代は、安静時心拍数が70以上という人も少なくありません。心拍数が高いと短命リスクが上がるので、安静時心拍数を下げるために軽い運動を習慣的に取り入れるのがおすすめです。

一生の脈拍回数は決まっている?心拍数が早いと短命?

「心臓は一生で打つ回数が決まっている」という都市伝説があります。心拍数が早いと短命になるという説は、本当なのでしょうか?

脈拍が早い人は心臓が疲労しやすい

心拍数が早いと、心臓は疲労して脆弱(ぜいじゃく)になることが考えられます。

心臓が疲労するとダメージを起こす可能性があるので、早い心拍で何十年も生き続けるのはよくないでしょう。そのため、結果的に「一生で打つ回数は決まっている」という俗説もあながち間違いではないのかもしれません。

安静時脈拍が常に70以上ある人は要注意

心拍数には個人差があり、回数だけで「異常」とは判断できません。

しかし、安静時心拍が常に70以上ある人は要注意と考えておきましょう。

特に40代以上の仕事をバリバリこなしている女性は、さまざまな要因で心拍数が高くなりがちです。心拍数が高いまま放っておくと、心臓が疲労して急死してしまうケースもあります。

そのため、普段から血圧計やFitbitなどのウェアラブル端末で安静時心拍を計測しておくのがおすすめです。安静時心拍が高くなり始めたら、運動やマインドフルネスなどで身体をケアしてあげてください。

心拍数が多い人は要注意!正常値以上の人は医師に相談しよう

心拍数の正常値は、一般的に50〜90未満と言われています。

しかし、心拍数の数値だけでは判断できず、血圧や不整脈などさまざまな観点から診ていくことが大切です。

ただし、安静時心拍があまりにも高い人は心臓への負担が高まります。心拍数が高いと短命リスクも上がるといわれているので、運動やマインドフルネスなどを取り入れて心拍数を下げるように心がけましょう。

この記事でわかったこと

心拍数の正常値は50〜90未満
心拍数だけでなく血圧もチェックすることで体調が分かる
心拍数が常に高い人は心臓の疲労を起こしやすいので注意が必要

あなたの細胞を元気にするストーリー_生命科学

最終更新日:2021.10.24

2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

この記事の監修者

山下 あきこ

・株式会社マインドフルヘルス 代表取締役
・内科医、産業医
・神経内科専門医
・抗加齢医学専門医
・人間ドック健診専門医、指導医
・医学博士

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