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生理不順は婦人科に相談したほうがいい?婦人科へ行くときの注意点とは?

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2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

生理周期が少しズレてしまったとき「婦人科へ行ったほうがいいかな?」「これくらいで行かないほうがいいかな?」と悩む女性は多いはず。

婦人科を受診する場合「何を持っていけばいいの?」「正しい生理周期を記録していなくても大丈夫?」といった悩みもありますよね。

今回の記事では、婦人科医の宮本先生に「生理不順の相談をするタイミング」「受診時に準備するもの」についてお話をうかがいました。

この記事でわかること

何日くらいズレたら生理不順になる?
生理不順を婦人科で相談するタイミング
生理不順で婦人科へ行くときに準備するもの

生理不順の基準とは?

生理不順とは、生理周期が不規則で次の生理開始日の予測がつかない状態のこと。

正常な生理周期は25〜38日です。25日周期の人は毎回だいたい25日で、38日周期の人は毎回だいたい38日で生理がきます。

例えば25〜38日の範囲内であっても、通常25日周期の人が38日になってしまった場合は生理不順です。生理不順かどうか正確に把握するために、アプリや手帳などに毎回の生理周期を記録しておくといいでしょう。

生理不順を婦人科で相談するタイミング

閉経が近づくにつれて、生理周期の乱れは起こりやすくなるもの。「生理不順かも?」と感じたとき、どのタイミングで婦人科に相談すればいいのでしょうか?

婦人科でしばらく検診を受けていないとき

生理不順が気になるとき、婦人科の検診を1年以上受けていない場合は迷わず受診してください。

▼婦人科の検診を受けていない人が受診するタイミング

  • 生理が1週間遅れた
  • 生理が1週間早い
  • いつもと違うときに出血がある
  • だんだん周期が短くなってきた

人間なので、2〜3日程度のズレなら誤差だと思って大丈夫です。2〜3ヶ月以内に子宮がん検診や人間ドックを受けているのであれば、少し様子見でもいいでしょう。

しかし2〜3日のズレであっても、生理不順や不正出血の症状があれば保険適用で各種検査が受けられます。気になる場合は、誤差の範囲でも婦人科に相談しておくと安心です。

少量の出血でも10日くらい続くとき

少量の出血でも1週間〜10日ほど続くときは、出血している期間が長引くと貧血になってしまう可能性があります。出血が止まりそうにないなら、早めに婦人科を受診しましょう。

生理不順だと、生理か不正出血かの区別はなかなかむずかしいですよね。万が一不正出血だった場合、子宮頸がんや子宮体がん、や重大な病気の初期症状である場合も隠れていることもあります。

そのため、少しでも「おかしいな」と感じたら迷わず婦人科に相談することが大切です。「これくらいのこと」と我慢せずにきちんと検査を受けましょう。

生理不順で婦人科へ行くときに準備するもの

「生理周期を正確に記録してない」「前回いつ検診をしたか忘れた」という人でも、婦人科へ行って大丈夫なのでしょうか。生理不順で婦人科へ行くとき、事前に準備しておいた方がいいものについて教えていただきました。

生理を記録した手帳やアプリ

生理不順で婦人科へ行くときは、生理周期を記録したアプリや手帳を準備しておくのがおすすめ。

診察のときにアプリや手帳を見せれば、より正確な診断が受けられます。生理の開始と終わりだけでなく、出血量や体調なども記録してあるとベストです。

婦人科で検診を受けたときの記録

婦人科でいつ検診を受けたか分かる検査結果の用紙を取っておくか、スケジュールにいつ検診を受けたかを記録しておくのもおすすめです。

自治体によっては前年度に特定の検診を受けていないのであれば、今年度自治体によっては補助を受けられるというところもあります。直近の検診結果と照らし合わせて、今後の検査や治療方針を決めていく場合もあるでしょう。

検診を受けたときは、結果をファイルにまとめておくのがおすすめです。また「誕生月に受ける」「夏に受ける」など、検診を受ける日程を決めておくと正確に把握しやすくなります。

生理や検診の記録がなくてもOK

「生理周期を正確に記録してない」「いつ検診をやったか分からない」という人でも大丈夫。

何も準備しなくていいので、早めに婦人科を受診してください。正確な生理周期や検診の日程は、分かっているのが理想ですが、分かっていない人も多いものです。

「分からないから婦人科に行かない」よりは「分からないならとにかく早く行ったほうがいい」ということ。ちょっとした生理不順や不正出血の影に重大な病気が隠れていることもあるので、迷わず婦人科に相談してくださいね。

生理不順が気になるときは婦人科に相談しよう

生理不順とは、生理周期が不規則になってしまう状態のことをいいます。

「婦人科の検診を1年以上受けてない」という人が生理不順になってしまったら、婦人科に相談してみてください。2〜3日のズレなら誤差の範囲内ですが、気になる場合は婦人科でしっかり診てもらっておくと安心です。

生理不順の相談をするときは「正確な生理周期の記録」「前回の検診結果」などを準備しておくのが理想ですが、何も準備できなくても問題ありません。ちょっとした不調や気になる変化があったときは、できるだけ早めに婦人科を受診しましょう。

この記事でわかったこと

通常の周期よりも10日前後ズレたら生理不順を疑おう
婦人科でしばらく検診していないときは迷わず受診したほうがいい
生理周期や婦人科検診の記録があるとよいが、なくてもいい

最終更新日:2022.02.16

2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

この記事の監修者

宮本 亜希子

・東京美容外科 婦人科医
・日本産婦人科学会 認定専門医
・日本女性心身医学会
・日本生殖医学会
・PILLクリニック新宿院長

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