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肩こり改善ヨガ4選!初心者でも簡単にできるポーズ3つと呼吸法を紹介

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2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

       

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

「肩こりがツラい」「肩こりをすっきりさせたい」など、肩こりに悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

スマートフォンやPCを長く使うようになった私たちは、どうしても肩こりが起こりやすい姿勢になりがちです。さらに外出自粛やリモートワークの影響で運動不足になり、肩周りの血流が悪くなっていることも考えられます。

肩こりや首こりのケアをしたいときは、初心者でも簡単にできる「ヨガ」がおすすめです。そこで今回は、ヨガ講師の小野寺佑佳子先生に「肩こり解消ヨガ」を教えていただきました。

この記事でわかること

肩こりケアに効果的な腕・体側ストレッチ
肩こりケアに効果的なヨガのポーズ
肩こりケアに効果的なヨガの呼吸法

肩こりヨガ1:腕ストレッチのやり方

まずは、肩こり解消につながる「腕」ストレッチを行っていきます。

腕は肩につながっているため、肩こりに影響しやすい部分です。腕をしっかりほぐすと肩周りの血流がよくなるので、肩こりもほぐれやすくなります。

息を吐きながらひじから下を伸ばす


あぐらの姿勢で座り、お尻のお肉を左右にかき分けます。あぐらの座り方がツラい人は、楽な座り方で大丈夫です。

まずは右腕を胸の前に伸ばし、右手のひらを天井に向けます。左の手人差し指〜小指までの4本を右手の上にクロスして重ね、そして親指は手の甲側に添えてください。

鼻から大きく息を吸い、吐きながら右の指先を手前に引きます。気持ちいい程度にストレッチをかけながら、腕の前側を伸ばしましょう。

息を吸いながら緩める

息を吐ききったら、鼻から吸う息に合わせてストレッチをゆるめます。

呼吸のリズムに合わせて3回行う

ゆったりとした呼吸のリズムに合わせて、ストレッチ→ゆるめる動作を3呼吸分行いましょう。

鼻から大きく息を吸って、ストレッチをゆるめます。鼻からゆっくりと息を吐いて、腕の前側を伸ばしてください。

反対側の腕も同じように行う

呼吸のリズムに合わせて右腕を3回ストレッチしたら、手を組み替えて左側も同じように行います。左右差があることを感じながら、呼吸に合わせてストレッチ→ゆるめる動作を3回繰り返しましょう。

肩こりヨガ2:体側ストレッチのやり方

体側のストレッチをすると、猫背が改善されて肩こりが起こりにくい姿勢を保てます。外出自粛や在宅ワークで、座る時間が長く姿勢が悪くなりがちな人にもおすすめのポーズです。

片腕を上げ、片手は床につける


あぐらの姿勢で床に座り、お尻のお肉を左右にかき分けます。あぐらがツラいと感じる人は、楽な座り方で大丈夫です。

右の手をお尻のわきの床に軽く置き、鼻から息を吸いながら左の腕を天井に持ち上げます。吐く息で右手を少しずつ歩かせ、右手の位置を身体から遠くにしてください。

左のお尻が持ち上がってきたら、右手の位置を少し戻します。両方のお尻が床につくところで、右手を止めて安定させましょう。

息を吐きながら体側を伸ばす


鼻から息を吸って、吐く息でゆっくりと身体を右側に倒します。

右手は床に添えるだけで、体重がかかりすぎないように支える程度。左側の体側やワキが気持ちよく伸びていくのを感じます。

左腕は耳の上、指先は誰かに引っ張られているようなイメージで長く伸ばします。両胸を天井に見せるように開き、できたらおでこも天井に向けましょう。

このとき、肩の力を抜いて降ろし、耳の下にゆとりがある状態を保ちます。首が縮んで耳と肩の距離が近づかないよう、首を長くするイメージで行ってみてください。

呼吸のリズムに合わせて3回行う

左側の体側を伸ばしたまま、ゆったりと3呼吸分ホールドします。

鼻からゆっくりと吸って息が体側に入っていくのを感じ、鼻からゆっくりと吐いてリラックス。3呼吸が終わって息を吐ききったら、吸う息に合わせて真っ直ぐな姿勢に戻してください。

反対側の体側も同じように行う

右側の体側も、左側と同じように伸ばします。

両方のお尻をしっかりつけ、胸を開きながら腕と身体を左側に倒してください。耳と肩が近づかないように、肩の力を抜いて首を長く保ちます。

ゆったりとした呼吸のリズムに合わせて3呼吸分ホールド。吸う息に合わせてゆっくりと真っ直ぐな姿勢に戻しましょう。

肩こりヨガ3:鷲のポーズ(腕だけVer.)のやり方

座りながら行う鷲のポーズは、肩甲骨周りや肩周りのめぐりをよくしてくれます。少し難しいポーズなので、痛みがある時は無理しない程度におこなってみてください。

ひじを曲げて両腕を巻きつける


あぐらの姿勢で床に座り、お尻のお肉を左右にかき分けます。あぐらがツラい人は、椅子に座って行っても大丈夫です。

まずは胸の前で腕を真っすぐ伸ばし、手のひらを天井に向けます。右の腕が下にくるようにクロスしたら、ひじから手首を巻き付けて手のひら同士を合わせましょう。

手のひらがくっつかない人は手の甲同士でOK。手の甲同士をつけるのもツラいときは、合掌のポーズで手首からひじまでをくっつけるポーズでも同じ効果が得られます。

息を吸いながらひじを高く上げる


両腕を巻き付けたまま、鼻から息を吸ってひじをゆっくり持ち上げます。ひじが肩より上、顔の前までくるのが目標です。

肩周りに心地よいストレッチを感じながら、呼吸を続けられるところでストップします。痛みがでたり、呼吸が止まってしまったりしたら、無理のないところまで戻しましょう。

鼻から吐く息とともにひじを肩の高さまで降ろし、指先が上から前を向くように腕を倒します。

呼吸のリズムに合わせて3回上下する

ゆったりとした呼吸のリズムに合わせながら、ひじの上げ下げを繰り返します。

鼻から息を吸いながらひじを持ち上げて「肩のこの辺が凝っているな」と感じながら、体と向き合ってみてください。鼻から息を吐いてひじを降ろし、指先を前に向けます。

3呼吸するまえに疲れてしまったら腕を離したり、ホールドしたまま止めてしまっても大丈夫。ヨガのポーズは、心と身体がツラくならないところで心地よく行うことが大切です。

3呼吸分ホールド

ひじの上げ下げを3呼吸分行ったら、心地いい場所で3呼吸分ホールドします。目を瞑って体のこりを向き合いながら、ゆったりとした呼吸を3回繰り返してください。

バンザイして解放

3呼吸分ホールドが終わったら、鼻から息を吸って腕をゆっくりほどきます。

腕を一度高くバンザイし、血流を促しましょう。鼻から吐く息と一緒に腕を解放し、楽な姿勢に戻してください。

反対側の体側も同じように行う

反対側も同じように行います。

腕を顔の前に伸ばしたら、左の腕が下になるようにクロス。ひじから手首まで巻き付け、手のひら同士または手の甲同士の心地いい方を合わせます。

鼻から息を吸ってひじを高く持ち上げます。鼻から息を吐いてひじは肩の高さ、指先は前に。ひじの上げ下げ運動を3呼吸分行ったら、3呼吸分ホールドし、バンザイしてから解放です。

後ろで手を組み胸を開く


最後に後ろで手を組み、肩甲骨を寄せながら胸を開きます。

鷲のポーズで肩甲骨を開きながら胸を縮めたので、今度は反対の動きを心地よく感じてください。鼻から息を吐くタイミングでゆっくりと解放します。

肩こりヨガ4:ありがとうの呼吸法

肩こりは、心の不調によって起こることもあります。ストレスを感じているときは「ありがとうの呼吸法」を行い、心を落ち着けることも肩こり改善に効果的です。

呼吸しやすい姿勢を整える


楽な体制で座って両手を胸の下、人差し指〜小指までを肋骨のあたりに添え、親指は背中の方に回します。

ヨガの呼吸は「鼻呼吸」なので、鼻から吸って鼻から吐く呼吸を意識してください。鼻が詰まっていたり、鼻呼吸がしづらかったりする場合は、鼻から吸って口から吐いてもOKです。

鼻から吸って鼻から吐く呼吸を繰り返す

まずは息を吐き出し、手の幅が狭くなるのを感じます。

鼻から息を吸ったら胸を膨らませ、胸に呼吸が入らなくなったらお腹も膨らませます。鼻から息を吐いてお腹をぺたんこにし、胸が元に戻っていくのを感じましょう。

もう一度、鼻からゆっくりと息を吸って、胸やお腹に新鮮な空気をたっぷりと満たします。鼻から息を吐き出し、自分の体の中に入っていた空気の量を体感してください。

大切な人を思い浮かべる

次に鼻から息を数タイミングで、大切な人の顔を思い浮かべます。

吐く息で「ありがとう」の気持ちを送るような気持ちで、ゆったりと鼻から息を吐きましょう。

思い浮かべる対象は、人でもペットでも、もうこの世に存在しない人でも大丈夫です。その人の顔や名前を浮かべるようにしながら、呼吸を繰り返していきます。

吐く息に「ありがとう」の気持ちを乗せる

右手を胸、左手をお腹に添えて、楽に息を吐き出します。

鼻から大きく息を吸って、鼻から優しく息を吐きながら目をつむりましょう。次の吸う息に大切な人を思い浮かべ、その名前を心の中で唱えます、

「ありがとう」の気持ちを送るようなイメージで鼻から息を吐き、吐ききれたらもう一度名前を呼んで、胸いっぱいに息を吸い込みます。

大切な人の顔と名前を浮かべながら、優しい呼吸を繰り返してください。

目を閉じて余韻に浸る

ありがとうの呼吸で心が落ち着いたら、手を膝の上に置き、少しの間目を閉じます。

余韻を内側に感じながら、ゆったりとした鼻呼吸を繰り返しましょう。ご自身のタイミングで息を吐ききったら、ゆっくりと目を開いてください。

肩こり改善ヨガで心地よく筋肉をほぐそう

肩こり解消ヨガは、1回行うだけでも肩周りがすっきりする感覚を得られます。

自宅で無理なく継続して、肩こりの変化を感じてみてください。最初は鷲のポーズができなかった人も、少しずつ続けていくうちに肩周りがほぐれ、手のひら同士が合わせられるはずです。

心がザワついたり、モヤモヤしたときは、ありがとうの呼吸を行ってみましょう。ゆったりとした呼吸を繰り返すことで自律神経が整いやすく、ストレス性の肩こり解消につながるので、ぜひ今日から毎日行ってみてくださいね。

この記事でわかったこと

腕や体側を伸ばすことで肩こりをケアできる
肩甲骨周りをほぐすには鷲のポーズがおすすめ
ありがとうの呼吸法で心からほぐすのが効果的

この記事を動画で見たい方はこちら

講師:ヨガ講師 小野寺佑佳子

2009年より、ヨーガインストラクターとして活動開始。
都内スタジオにて、月間約60レッスンを開催しつつ、オンラインヨガスタジオ「早起きは三文の徳ヨーガクラブ」の運営や、fracora朝トレ火曜・金曜担当。
ひとりでも多くの方へ、ヨガと共に感じる豊かな時間をお届けしたいという思いを胸に活動中。
趣味はヘルシーな食材を用いた、ジャンクフード風ごはんの創作。

【保有資格】
・RYT200(RYT500取得中)
・龍村式呼吸法&健康ヨガインストラクター基礎科修了
・マタニティヨガ、骨盤調整ヨガ講師養成講座修了
・筋膜リリース、ヘッドスパセラピスト

2024年こそ健康な身体をキープしたい、そうお考えのあなたへ

バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠は、健康な身体や肌を保つために非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

2024年は健康な身体をキープしたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

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