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紫外線対策が1年中必要になる理由|透明感のある肌になるための対策方法

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年齢とともに感じる肌の不調
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本格的なエイジングケア(※1)

昔はそこまで気にならなかった、くすみ(※2)、ハリ不足など、年齢とともに肌の不調を感じていませんか?

みずみずしく弾力のある肌状態は20歳前後から24歳頃にピークを迎え、それ以降は降下していく一方。
エイジングケア(※1)を取り入れることにより肌トラブルを防ぐことにもつながります。

遅すぎることはありません。ぜひ一度ご自身のエイジングケアを見直してみませんか?

※1 年齢に応じたお手入れ ※2 感想等による肌印象のこと

「肌トラブルを改善したい」「保湿してもすぐに乾燥してしまう」とお悩みではないでしょうか?

実は、多くの肌トラブルに紫外線が影響しています。紫外線は夏だけでなく、1年中降り注いで肌にダメージを与え続けているため、気づかぬうちに肌トラブルの原因になってしまうのです。

この記事では、10万件の肌画像を分析したコスメコンシェルジュ楠本文惠さんに「美肌に効果的な紫外線対策」について教えていただきました。

この記事でわかること

紫外線が影響するのは夏だけではない?
日差しが弱い季節の日焼け止めの選び方
日差しが強い季節の日焼け止めの選び方

紫外線対策はオールシーズンで必須!

寒い季節になると、紫外線対策が面倒くさくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

実は、紫外線は季節に関係なく1年中地上に降り注いでいます。秋〜冬やくもりの日でも紫外線対策を行わないと、UVダメージによって肌トラブルが起こりやすくなってしまうので注意が必要です。

夏以外でも紫外線は出ている

紫外線は、波長の種類や声質によってUV-A、B、Cの3つに分類されます。

紫外線の種類 特性
UV-A 波長が長い紫外線。4〜9月をピークに1年中降り注いでおり、皮膚の深いところまで届いて肌トラブルを引き起こす。窓ガラスや薄いカーテンを通過する。
UV-B 波長が短い紫外線。夏にピークを迎える紫外線で、人体に有害といわれている。肌の表面まで届き、短期間で炎症を起こして日焼けや肌トラブルの原因になる。
UV-C 空気中の酸素分子とオゾン層で完全に遮られるため、地表には届かない。

夏に短時間で日焼けを引き起こすような、強い紫外線はUV-Bです。UV-Bは波長が短く、肌の表面に影響を与えて日焼けや乾燥、シミ・シワの原因になります。

1年中降り注いでいるUV−Aはエネルギーが少ないものの、皮膚の深いところまで届いて肌にダメージを与えます。長期間浴び続けるとシワやたるみなど「光老化」の原因になるため、日差しが弱いときでも紫外線対策をすることが大切です。

紫外線ダメージは肌トラブルのもと

紫外線を浴びるとメラニンが生成され、日焼けやシミ・そばかすのもとになることは広く知られています。

しかし、紫外線の影響はメラニンによるものだけではありません。紫外線を浴びることで乾燥を引き起こし、バリア機能の低下によるさまざまな肌トラブルにつながるのです。

▼紫外線による肌トラブル

  • 日焼け
  • 色素沈着
  • 乾燥
  • ターンオーバーの乱れ
  • シミやしわ
  • たるみ
  • ニキビ

とくに、一年中降り注いでいるUV-Aを浴び続けると「コラーゲン」「エラスチン」が損傷して肌の弾力が失われます。乾燥によるターンオーバーの乱れも、シワやたるみの原因です。

目から受ける紫外線の影響にも要注意!

紫外線を目から受けるだけでも、メラニンの生成に影響するといわれています。

目が紫外線を浴びると、防御反応として脳からメラニン増加を促すホルモンが分泌されるのです。すると全身の皮膚にメラニンが増加し、肌の黒ずみやシミの発生につながってしまうことがあります。

乾燥肌をケアする!紫外線対策のやり方

紫外線対策を徹底すれば、乾燥肌になる原因を根本的に解消できます。シミ・シワやたるみの予防にもなるので、日差しが弱いときでも忘れずに紫外線対策を行いましょう。

冬はSPF10〜20/PA+〜++程度の日焼け止めでOK

冬の日差しが弱い日には「SPF10〜20」「PA+〜++」程度の日焼け止めで十分です。

夏に使うような「SPF50」「PA++++」といった強い日焼け止めを使う必要はありません。化粧下地やファンデーションにSPF・PAの表示があるものを使うのも、日差しが弱いときの紫外線対策に効果的です。

春・夏・秋は状況に合わせて日焼け止めを選ぼう

春〜秋にかけての日差しが強いときでも、日常使いなら「SPF30」程度のものでOK。

SPFとは「日に焼けて赤くなるまでの時間を何倍にするか」を示す数値です。紫外線を浴びてから赤くなるまでの時間は、日本人の平均で20分程度といわれています。

SPFが高い日やけどめは防御力が強いものの、肌への刺激が強い傾向にあり、デリケートな肌の人はトラブルを起こすことが懸念されます。そのため、夏場でも日常使いなら「SPF30」程度のものを2〜3時間おきに塗り直すのがベストと考えられるでしょう。

炎天下でのスポーツや海水浴、ハイキングなどを長時間楽しむときは、SPFやPAが高い日焼け止めを選んでみてください。汗をかいたり水を浴びたりするときは、耐水性が高いものを使いましょう。

外出時はサングラスをかけるのもおすすめ

目から受ける紫外線対策には、サングラスの着用がおすすめです。

色の薄いサングラスをかけるだけでも、目からの紫外線対策に効果を発揮します。通勤時やちょっと外出するときなど……外出するタイミングで、常にサングラスをかけるようにするのが効果的です。

似合うサングラスを1つ持ち歩いておくと大変便利なので、ぜひ似合うものを見つけてみてください。

紫外線対策の徹底で透明感とうるおいを手に入れよう

紫外線による肌ダメージは日焼けやシミ・そばかすだけでなく、乾燥やシワ、たるみなどの肌トラブルを引き起こします。

紫外線は1年中降り注いでおり、曇りの日や屋内でも影響があるので、夏の日差しが強いとき以外でも対策が必要です。冬や日差しの弱いときでも日焼け止めを塗ったり、サングラスをかけたり、紫外線対策を忘れないように行ってください。

紫外線対策を徹底することで、肌トラブルの根本的な原因をケアできます。保湿スキンケアや生活習慣の改善などをしても肌がなかなかよくならないときは、紫外線対策を見直してみるといいでしょう。

この記事でわかったこと

「UV-A」という波長が長い紫外線は一年中降り注ぎ、肌の深いところにダメージを与えている
日差しが弱いときはSPF10〜20/PA+〜++程度でOK
日差しが強いときでもSPF30くらいの日焼け止めをこまめに塗り直すのが効果的

最終更新日:2024.03.03

年齢とともに感じる肌の不調
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昔はそこまで気にならなかった、くすみ(※2)、ハリ不足など、年齢とともに肌の不調を感じていませんか?

みずみずしく弾力のある肌状態は20歳前後から24歳頃にピークを迎え、それ以降は降下していく一方。
エイジングケア(※1)を取り入れることにより肌トラブルを防ぐことにもつながります。

遅すぎることはありません。ぜひ一度ご自身のエイジングケアを見直してみませんか?

※1 年齢に応じたお手入れ ※2 感想等による肌印象のこと

この記事の監修者

楠本 文恵

・肌解析
・コスメコンシェルジュ

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