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【医師監修】プラセンタの副作用とは?使用する際の3つの注意点も解説

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昔はそこまで気にならなかった、くすみ(※2)、ハリ不足など、年齢とともに肌の不調を感じていませんか?

みずみずしく弾力のある肌状態は20歳前後から24歳頃にピークを迎え、それ以降は降下していく一方。
エイジングケア(※1)を取り入れることにより肌トラブルを防ぐことにもつながります。

遅すぎることはありません。ぜひ一度ご自身のエイジングケアを見直してみませんか?

※1 年齢に応じたお手入れ ※2 感想等による肌印象のこと

プラセンタとは、哺乳動物の胎盤から抽出された成分のことで、さまざまな栄養素を豊富に含んでいます。美肌やエイジングケアに嬉しい美容効果が期待できるほか、血行促進や更年期障害など、健康面での効果も期待できる成分です。

また、プラセンタエキスとは、成分を希釈していない高濃度の原液タイプのもので、スキンケアではこちらがおすすめです。今回は、プラセンタを使用することによる副作用と注意点を中心に詳しくご紹介します。

プラセンタエキスはアレルギーリスクや献血ができないデメリットがある

  • アレルギーが起こったり、体質に合わなかったりすることがある
  • プラセンタ注射をすると献血ができなくなる

結論から言うと、プラセンタの濃度が濃い原液タイプでも副作用はほとんどないと言われています。ただし、肌に合わない可能性はゼロではありません。また、インナーケアで口から取り入れる場合はまれにアレルギー反応が起きることがあり、注射をした場合は献血ができなくなるといったデメリットもあるので注意が必要です。

まれに蕁麻疹や赤み、腫れなどのアレルギーが起こることも

プラセンタにはさまざまな栄養素が含まれているため、特にインナーケアや注射などで体内に入れた場合はまれに蕁麻疹、赤み、腫れといった、アレルギー反応が起こる場合があります。そのため、アレルギー反応が出た時はすぐに使用を中止してください。

また、使用する前に、自分の体質に合っているか、品質は問題ないかを必ず確認しておきましょう。安全なプラセンタの選び方は後半でご紹介します。

プラセンタ注射を受けた場合は献血ができなくなる

ヒト由来のプラセンタ注射はvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)のリスクが完全に否定できないため、使用したことがある方は献血ができなくなってしまいます

実際にはヒト由来のプラセンタ注射によるvCJDの発生は報告されていませんが、病気について解明されていないことが多いため、このような決まりが設けられています。

ただし、スキンケアアイテムやインナーケアで取り入れる場合はヒト由来でないため、問題ありません

プラセンタエキスを選ぶときは原材料や品質基準、濃度の3ツノポイントをチェックして

  • 原材料に注意する(羊由来はオーストラリアやニュージーランド産を選ぶ・海洋性プラセンタや植物性プラセンタは避ける)
  • 豚プラセンタの場合は原材料がSPF豚かどうかチェックする
  • インナーケアの場合はJHFAマークがついているかチェックする
  • スキンケアは高濃度のエキスを選ぶ

プラセンタの副作用やデメリットを避けるためには、できるだけ高品質で安全なプラセンタを選ぶ必要があります。

インナーケアを選ぶ際には、原材料や産地、「SPF」や「JHFA」などの品質基準を満たしているかどうかに注意しましょう。また、スキンケアの場合はエキスなど濃度の濃さにこだわるのもおすすめです。詳しく見ていきましょう!

原材料に注意する

現在日本国内で流通している羊由来のプラセンタは、海外からの輸入品のため、原産国や品質の見極めに注意が必要です。羊プラセンタを使用する場合、BSEが発生していないオーストラリア、ニュージーランド産のものが安全性が高いと言われています。

また、海洋性プラセンタや植物性プラセンタといったものもありますが、そもそも魚や植物には胎盤がないため、正確にはプラセンタとは言えません。特に、これらには成長因子(細胞分裂を活発化させる物質)が含まれていないため、成長因子や栄養素が豊富に含まれている動物由来のプラセンタを使用する方が、効果は高いと言えるでしょう。

プラセンタの種類についてはこちらもチェック

豚プラセンタの場合原材料がSPF豚かどうか

豚プラセンタを使用する場合、原材料が「SPF豚」のものを選ぶことをおすすめします。

SPF豚とは、日本SPF豚協会が定めた基準をもとに飼育された豚のことで、厳しい環境管理に加え、抗生物質を使用していないことから、プラセンタの品質と安全性も高いと言われています。

JHFAマークがついているか

「JHFA」とは、日本健康・栄養食品協会の認定マークであり、協会による厳しい品質規格基準や安全性試験をクリアし、徹底した品質管理のもと製造されたものに付けられるマークです。

インナーケアで品質を重視する場合は、JHFAマークがついているものを選ぶのがおすすめです。

スキンケアは高濃度のエキスを選ぶ

成分を希釈せずに作られた高濃度なプラセンタエキスは、プラセンタを使用したスキンケアと比べて、成分そのままの効果が得られると言われています。

そのため、スキンケアを選ぶ際は濃度が濃い原液の状態のものを選ぶことがおすすめです。すでに説明した通り、副作用の心配もほとんどないと言われています。

しかし、成分が希釈されているものを原液タイプと言っているメーカーもあるため、見極めには注意が必要です。

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プラセンタエキスを使用する際は薬との飲み合わせなどに注意する

  • 薬との飲み合わせに注意
  • 異常を感じたらすぐに使用を中止する

プラセンタを使用する際は、自分の体質やアレルギーを把握し、飲み合わせにも注意することが必要です。

服用している薬がある場合は飲み合わせに注意

プラセンタをインナーケアとして取り入れる場合、飲み合わせについて特に気をつけることはないと言われています。

ただし、現在服用中の薬がある場合は、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。また、ピルを服用している女性の場合、女性ホルモンを活性化させるプラセンタが、ピルの作用を減少させてしまう可能性があるため注意が必要です。

さらに、インナーケアやビタミン剤との併用で、栄養成分の過剰摂取にならないように気をつけましょう。

異常を感じたらすぐに使用中止を

安全と言われるスキンケアやインナーケアでも、プラセンタによる副作用がないとは言えず、体質やアレルギーによっては合わない場合もあります。そのため、肌や体調に異常を感じた際は、すぐに使用を中止しましょう。

まとめ

プラセンタは、美容や健康面で大きな効果が期待できる一方で、副作用などの可能性もゼロではないため、アレルギーや飲み合わせには注意が必要です。また、原材料や産地、品質を見極め、安全性の高いものを選びましょう。献血ができなくなると困る方は、高濃度のスキンケアやインナーケアなどから始めるのがおすすめです。自分の体質に合った安全なプラセンタを選び、美しく健康な肌や身体を目指しましょう。

最終更新日:2024.02.29

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エイジングケア(※1)を取り入れることにより肌トラブルを防ぐことにもつながります。

遅すぎることはありません。ぜひ一度ご自身のエイジングケアを見直してみませんか?

※1 年齢に応じたお手入れ ※2 感想等による肌印象のこと

この記事の監修者

青木 晃

・医療法人社団優恵会 銀座よしえクリニック都立大院 院長
・日本健康医療学会 常任理事
・ワインスクール レコール・デュ・ヴァン 渋谷校校長
・順天堂大学「加齢制御医学講座」准教授

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