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シワ対策は初冬のケアが重要!美容皮膚科の医師がシワのメカニズムを解説

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美しさに大きく差がついたのは毎日のスキンケアが原因かも。肌のコンディションがゆらぎがちな方へ

       

肌荒れ、しわ、くすみ、たるみ、毛穴、乾燥、黒ずみ…

年齢を重ねるごとに肌トラブルは複雑化し、これまでと同じスキンケアだけでは誤魔化せなくなってきます。

大人の肌悩みにアプローチするために、健やかで元気な肌を土台(※1)からサポートするエクソソーム(※2)美容液を取り入れてみませんか?毎日のスキンケアに+αをすることで、肌が本来もつ機能をサポートし、さまざまな肌の悩みを解決してくれます。

肌にハリを与え、透明感(※3)のある若々しい肌を目指しませんか?

※1角層のこと
※2ヒト脂肪由来葉系細胞エクソソーム:整肌成分
※3うるおってキメの整った肌のこと

肌の保湿力が下がり、

「シワが増えた気がする」「メイクしてもシワが気になる」など……冬になると、肌の乾燥とともにシワが気になり始めますよね。

実は、冬の始まりは肌の未来を左右する重要な季節なんです。夏に蓄積したダメージを回復しないまま冬の乾燥で追い打ちをかけると、シワやたるみが深刻化してしまうかもしれません!

そこで今回は、美容皮膚科の医師として活躍されている佐官俊一先生に「シワのメカニズム」について教えていただきました。鏡を見なくても分かる「シワ予備軍のチェック方法」もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

初冬のシワ対策が重要な理由
シワの種類とたるみへ進行するメカニズム
シワ予備軍のチェック方法

シワ対策は初冬のケアが重要!早めの対策を心がけて

シワやたるみを目立たなくするためには、季節ごとに適したスキンケアを行うことが大切です。

日焼けしなくても肌は紫外線ダメージを受けている

冬の始まりは、夏に受けた紫外線ダメージが少しずつ回復に向かう時期です。

紫外線ダメージは実感しにくいかもしれませんが、実際のところ、夏は多くの方が紫外線を浴びています。例えば赤くなるまで日焼けをすると、肌は炎症を起こしたような不健康な状態になってしまうんです。

赤くなるまで日焼けをしなくても、紫外線は肌にダメージを与えています。慢性的に紫外線を浴び続けると、シワだけではなくシミなどの肌トラブルに影響するので注意が必要です。

夏のダメージ+冬の乾燥で肌トラブルが表面化しやすい

適切なスキンケアを行っていれば、夏のダメージは少しずつ回復していくでしょう。

しかし夏〜初冬のお手入れをサボっていると、逆に肌トラブルが表面化しやすくなります。なぜなら紫外線によってダメージを受けている肌はバリア機能が低下し、他のダメージを余計に受けやすくなっているからです。

夏のダメージを残したまま冬に突入すると、冬の乾燥が肌に追い打ちをかけてしまいます。そして肌の状態が回復しないまま翌年に持ち越し、蓄積したダメージがさらにシワやたるみを深刻化するのです。

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40代以上のオトナ世代は徹底したケアが必要

40代以上の方は、肌の代謝が落ちてターンオーバーの回数が少なくなる傾向にあります。

ただでさえ肌のダメージを回復しにくい年代なので、とくに気をつけてスキンケアを徹底することが大切です。夏の紫外線対策はもちろん、初冬からの保湿ケアもしっかり行って、ハリのある健康的な肌を保ちましょう。

シワの種類は大きく分けて3つある

目尻の小じわやほうれい線など……シワはシワでも、さまざまな悩みがありますよね。

実は、シワには大きく分けて3つの種類があります。シワの種類を見極めて、ご自身のお悩みにあったケアの方法を見つけてみてください。

シワの種類①:乾燥シワ

まず1つ目のシワは「乾燥シワ」です。

皮膚が乾燥すると、パンと張っているようなハリ感がキープできなくなってしまいます。とくに皮膚が薄い目元はうるおいを保つ力が弱いので、乾燥シワが出やすい部分です。

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シワの種類②:表情のクセによるシワ

2番目は乾燥シワにも関わりますが、表情のクセによるシワです。

笑うように「ニッ」と顔を動かすと、目元や口元に線が入りますよね。肌が乾燥していると表情による線が残りやすく、シワがどんどん深くなっていくのです。

▼表情のクセによるシワ

  • 笑いジワ(口元、目元)
  • 目を見開くクセによる額のシワ
  • スマホを見るとき眉間にシワが寄る

笑ったときに現れる「笑いジワ」は、まさに表情のクセによるシワです。目を大きく見せるために見開き、それをキープしようとして額に横シワが入ってしまうこともよくあります。

また近年では、眉間にシワがよっている方も多く見られます。スマホの小さな画面を見るとき、無意識に眉間にグーッとシワを寄せている方が多いのです。

笑いジワはともかく、その他の表情シワは自分自身で形状記憶しているようなもの。表情は自分自身で気づきにくいので、額や眉間のシワが気になる方は普段の表情に注意してみてください。

シワの種類③:年齢によるシワやたるみ

保湿ケアをして表情のクセに気をつけても、どうしても出てきてしまうのが年齢によるシワやたるみです。

皮膚の表面にチリチリと現れるちりめん様のシワであれば、表皮の問題なので化粧品で対策できるものもあります。しかし歪みや溝が深くなってくると、医療機関でシワの治療が必要になる場合もあるでしょう。

また、多くの方がシワとたるみを混同していますが、シワとたるみは別物です。たるみは筋肉や骨の老化が関わってできるもので、たるみに特化したケアや治療が必要になります。

とくにほうれい線はたるみが如実に出やすい部分で、一般的なシワ対策をしてもなかなか効果を実感できないかもしれません。ほうれい線がどうしても気になる方は、美容クリニックに相談することも検討してみてください。

シワからたるみに進行していくメカニズム

目元や口元など……たるみが出てくると、老け見え印象が加速してしまいます。

たるみまで進行すると、一般的なスキンケアではなかなか対処できません。シワからたるみに変わるメカニズムを知り、できるだけ早い段階でシワの進行を食い止めましょう。

シワやたるみができる大まかな流れ

肌の老化は、肌荒れから始まります。

肌荒れが進行すると肌の保湿力が下がり、乾燥シワができ始め、小じわ、大シワ、たるみと進行していくのがおおまかな流れです。これらは、年齢順に出てきやすいものだと考えられます。

ちょっとした肌荒れがシワやたるみへ進行していくので油断できません。肌あれや乾燥シワが出てきたら、シワやたるみに進行する前にしっかりとスキンケアで対策しましょう。

飛び級タイプのシワ、たるみもある

肌荒れ→乾燥シワ→小じわ→大シワ→たるみというのがおおまかな流れですが、順番通りではない「飛び級タイプ」の方もいらっしゃいます。

先ほどお伝えした通り、たるみは骨や筋肉、また遺伝的な要素も関わり、できてきます。シワがない方でもたるみがより気になる方は早めに対策をおすすめします。

手を見ると「シワ予備軍」がわかる!

ご自身の顔の乾燥や肌荒れは、鏡をじっくり見ないと気付けないですよね。

マスクを常につけていると顔をじっくり見る機会が減るので、気づかないうちに「シワが深くなっていた」「たるみになってしまった」ということもあるかもしれません。

そこで、マスクを外さなくても簡単にできる「シワ予備軍」の見つけ方をご紹介します。「シワ予備軍」を見つけたら肌老化が始まるサインなので、早めにシワやたるみ対策を始めましょう。

手が乾燥している方は乾燥シワが出やすい

手と顔は、常に外気にさらされている部分です。

空気中の湿度が低くなる冬に手の甲を見ると、夏場よりもシワが多く見えませんか?乾燥によって手のシワが目立って見えるということは、顔の乾燥シワも出てきやすいということです。

冬にハンドクリームを手放せない方は、顔にも乳液やクリームをたっぷりつけて保湿してあげてください。

髪パサパサ・爪ボロボロはコラーゲンが少なくなっている可能性大

髪のパサつきや爪の割れなどを感じるときは、コラーゲンが少なくなっているかもしれません。

シワやたるみは、肌のコラーゲンの減少により進行していきます。

髪の毛や爪の原料は、肌のコラーゲンの原料(タンパク質)と同じです。髪の毛や爪の状態が悪くなっているということは、肌でも同じようなことが起きている可能性があるのです。

髪の毛が以前に比べて痩せて細くなった状態のときは要注意。爪の割れや縦線、爪の伸びが悪くなるというのもコラーゲン減少のサインだと考えられます。

コラーゲンの原料となるタンパク質やビタミンミネラルなどの栄養を偏りなく摂取できているか見つめ直してみましょう。

顔はスキンケアやお化粧をしているので分かりにくいかもしれませんが、手を見れば老化をいち早く察知できるはずです。普段から手をよく観察して、ご自身の肌状態を把握しておきましょう。

早めのシワ対策で、パンと張ったようなハリ肌を保とう

夏の紫外線が少し和らいで過ごしやすい季節になると、スキンケアをサボってしまうこともありますよね。

しかし冬の乾燥が厳しくなると、夏のダメージ残りに追い打ちをかけてシワを深刻化してしまうかもしれません。いつまでもハリのある健康的な肌を保つためには、常に紫外線対策+保湿ケアを徹底して行うことが大切です。

シワは乾燥や年齢だけでなく、表情のクセでも深くなる場合があります。スマホを見るときに眉間にグーッとシワがよってしまったり、目を見開いて額にシワを寄せるクセが合ったりする方は、表情のクセにも注意して過ごすとよいでしょう。

顔が若々しく見える方でも、手がシワシワなら「シワ予備軍」の可能性があります。まだシワが気にならない世代の方でも気を抜かず、早い段階からシワ対策を始めて理想的な肌を保ちましょう。

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この記事でわかったこと

夏のダメージ残りと冬の乾燥が重なる初冬は肌をしっかり回復させることが大切
乾燥シワだけでなく表情のクセや年齢によってシワができ、たるみに進行していく
手が乾燥してシワシワなら顔もシワ予備軍

最終更新日:2023.01.10

美しさに大きく差がついたのは毎日のスキンケアが原因かも。肌のコンディションがゆらぎがちな方へ

肌荒れ、しわ、くすみ、たるみ、毛穴、乾燥、黒ずみ…

年齢を重ねるごとに肌トラブルは複雑化し、これまでと同じスキンケアだけでは誤魔化せなくなってきます。

大人の肌悩みにアプローチするために、健やかで元気な肌を土台(※1)からサポートするエクソソーム(※2)美容液を取り入れてみませんか?毎日のスキンケアに+αをすることで、肌が本来もつ機能をサポートし、さまざまな肌の悩みを解決してくれます。

肌にハリを与え、透明感(※3)のある若々しい肌を目指しませんか?

※1角層のこと
※2ヒト脂肪由来葉系細胞エクソソーム:整肌成分
※3うるおってキメの整った肌のこと

この記事の監修者

佐官 俊一

・渋谷スクランブル皮膚科 美容医療担当医師
・公衆衛生学修士

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