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ファンデーションで余計に目立つ!?目元のシワをきれいに隠すメイク術
年齢を重ねると、隠したい部分が増えるもの。しかし、気になる部分を上手に隠すためには、テクニックが必要です。
なかでも難しいのが、シワ。隠すためにファンデーションを塗ったはずなのに、かえって目立ってしまったということも。
今回は、そんなシワをきれいに隠すためのメイク方法をご紹介します。
厚塗り厳禁!シワが目立つ原因は「塗りすぎ」かも
シワなどの年齢サインはできるだけきれいに隠したいという方が多いのではないでしょうか。
ここではまず、シワが目立たないようなメイク方法をご紹介します。
ファンデーションは重ねすぎると乾燥を招く
シワを隠そうと、ついファンデーションを重ねすぎていませんか? 塗りすぎると乾燥してしまい、シワがより目立つ原因にもつながってしまいます。
まずは、ファンデーションを重ねることよりも、ベースとなる肌に潤いを与えるために、メイク前にしっかりと保湿することが大切です。
セラミドやプロテオグリカンなどの保湿力に優れた成分が配合されているスキンケアアイテムなどでを使用して、肌をきちんと潤しましょう。
下地やコンシーラーの塗りすぎにも要注意
ファンデーションのほかにも、下地やコンシーラーの厚塗りが原因になることもあります。
目元は皮膚の動きが激しいため、メイクがヨレやすい部分。下地を塗る量が多かったり、固めのコンシーラーを使ったりすると、ヨレてシワが目立つことがあるので注意しましょう。
また、コンシーラーを塗るときは、指でポンポンとなじませて、スポンジで押さえることで肌にしっかりと密着するため、ヨレにくくなります。
乾燥につながるパウダー類は極薄で
仕上げのパウダーファンデーションやフェイスパウダーを塗るときは、特に注意しましょう。
パフにパウダーを取ったら余分な粉を落とし、しっかりとパフにもみ込んでパウダーを均一になじませます。軽く滑らせるようにして、薄く塗ることが大切。
仕上げに何もついていないブラシで粉をはらうと、化粧崩れを起こしにくくなります。
素肌のツヤを生かすのが正解!ハイライトでアクセントをつけて
目元のシワを防ぐためには、いっそファンデーションを塗らないのもひとつの手。シワに落ち込んで、より目立ってしまうのを防げます。
また、明るくツヤのあるおでこや頰も塗らずに、きれいな素肌を生かすのもおすすめです。血行がよく見えるうえ、Tゾーンが崩れる心配も減らせます。
ハイライトの光マジックでシワが気になりにくくなる
シワを目立ちにくくするためには、光の作用を利用したいところ。目元に明るめのハイライトをのせることで、ツヤのある肌に見せながら、立体感も演出できます。
パール入りのものをチョイスすれば、光を拡散してより輝きを与えることも。ラメ入りのものを選ぶときは、できるだけ粒子の細かいものにして、自然な輝きを意識しましょう。
華やかなポイントメイクで目線をそらす
“シワを隠す”という考えから“シワから目線をそらす”という発想に転じるのもおすすめです。アイメイクやリップメイクを華やかにすることで、目線をシワからそらします。
華やかにするといっても、濃いアイシャドウは逆効果。品のあるカラーを選び、アイラインやマスカラで目元の存在感をアピールするとよいでしょう。口元は明るいカラーで、いきいきとしたメイクを心がけて。
シワが気になるときのメイク直しテクニック
時間の経過とともにシワが目立ってくることも。こうした場合に備えて、メイク直しのテクニックも覚えておきましょう。
まず避けたいのが、ファンデーションの重ねづけ。崩れたメイクの上に重ねると、さらに崩れやすくなってしまいます。ヨレた場合は、いったん除去するのがポイントです。
ティッシュと綿棒の使い方がコツ
まずは顔全体を軽くティッシュで押さえ、浮き出た汗や皮脂を取り除きます。ヨレがない部分は、パウダーを重ねるだけできれいな仕上がりに。
ヨレて崩れがひどい目元は、乳液をつけた綿棒でファンデーションをそっと除去してください。ゴシゴシこすると下地まで取れてしまうため、あくまでもやさしく。
コンシーラーを薄く塗り、軽くパウダーをのせれば完成です。
夜でもきれいな目元をキープしよう
朝のメイクでしっかり対策しておけば、崩れにくくなり、シワの目立ちを防ぐことができるでしょう。
夕方には崩れがちですが、メイク直しのコツをマスターしておくことで、夜まできれいな目元をキープできます。ぜひ試してみてくださいね。