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老化は遺伝じゃないの?双子研究から判明してきた「老化」の原因は生活習慣!

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キレイな人はもうはじめています!自然体で若々しくいるために1日でも早いエイジングケア(※1)を取り入れませんか?

       

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表情までどんよりしていて、なんだか元気も出ない...

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です!毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

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※1年齢に応じたお手入れ

「老化は遺伝情報にともなう自然現象」だと思われていたものの、現在ではさまざまな研究が進み、双子(一卵性双生児)であっても、年令を重ねるにつれて2人の見た目の老化は異なっていることがわかってきました。

つまり、老化は生まれ持った遺伝情報よりも「後天的な生活習慣などの影響が強い」ということが分かってきたのです。生活習慣によっては「いつまでも若々しい見た目で過ごせる」のでしょうか?

そこで今回は日本抗加齢医学会の理事長を務める山田秀和先生に「見た目の老化」について教えていただきました。

この記事でわかること

見た目の老化は自然現象ではないのか?
見た目の老化の判断基準
抗老化(アンチエイジング)をするメリットは?

見た目の老化は遺伝ではないの?

老化は自然現象で、ある程度加齢すれば誰でも衰えるものだと思っていませんか?

しかし新しい研究では、生まれつきの「体質」よりも「生活習慣」「環境」などに影響を受けて老化することが明らかになっています。つまり、今の老化したご自身の姿は「自分自身の選択」によって作られているということです。

双子(一卵性双生児)における老化の研究

「双子(一卵性双生児)」の老化を示す事例がありました。

一卵性双生児なので、遺伝子データは全く同じです。老化が遺伝子に基づく「体質」なのであれば、双子は違う環境で育っても同じように老化すると考えられますよね。

しかし実際には、全く同じ遺伝子の双子でも、生活環境の違いによって老化スピードが異なるという結果が得られました。この結果から、老化は遺伝子よりも後天的なことが影響すると考えられるでしょう。

紫外線が当たる住環境だと老化が進みやすい

紫外線が当たる環境で生活すると老化が進む傾向が見られたそうです。

紫外線を長期間浴び続けると、シミやシワ、たるみなどの「光老化」が起こるといわれています。日差しが弱いときでも皮膚にダメージがあるので、夏以外の季節や曇りの日でも紫外線ケアを続けていくことが大切です。

喫煙習慣があると老化が進みやすい

別の事例では、一卵性双生児でも、喫煙習慣がある女性は老化が進んでいます。

喫煙は「健康に悪い」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?しかしこの事例から、喫煙は見た目の老化にも影響することが明らかになってきました。

喫煙による酸化ストレスによって代謝異常が起こり、メタボリックシンドロームや老化につながりやすくなるようです。また、喫煙による炎症性分子の増加から慢性炎症が起こり、老化や加齢性疾患につながる可能性もあります。

同年齢の動物における老化の研究

「同い年の動物」の異なる老化スピードを示す事例も出ているようです。

老化が加齢によって起こる「自然現象」だとすれば、同じ年齢なら同じように老化をしているはずですよね。しかし食生活の違いによって、同い年の猿なのに老化スピードが異なるという結果が得られました。

みなさんの周りにも、同い年なのに「若く見える人」「老けて見える人」がいると感じたことはありませんか?身近な若く見える方のライフスタイルを思い出してみても、老化は「時間とともに起きる自然現象」ではなく、生活習慣によって後天的に差があるものと聞いて、共感できると思います。

見た目における「老化」の考え方

資料提供:山田教授

「老化」を評価する上で、見た目の考え方が定義されています。ご自身が老化して見えるかどうか判断するときは、皮膚・容貌・体形の3原則に当てはめて考えてみましょう。

皮膚

▼皮膚の老化

  • キメ・毛穴の開き
  • シワ(小ジワ、シワ、大ジワ)、たるみ
  • くすみ
  • セルライト

皮膚はキメの乱れや毛穴の開き、シワの加速が老化の印象を左右します。

シワが進行するとたるみになるので、たるみがどれくらい出ているかもチェックポイントです。また、色素沈着や乾燥による「くすみ」も老化印象に影響します。

また、顔だけでなくボディの皮膚もチェックしたいポイントです。セルライトがどのようについているかによって、エイジングがどこまで進んでいるか判断できるのではないかといわれています。

容貌

▼容貌の老化

  • たるみ
  • 顔面
  • 毛艶:脱毛・白髪、毛質
  • 香り
  • 陰部

容貌では、骨格筋やたるみの進行を含めた「顔のつくり」が見られます。

また「眼力」にも老化が現れるようです。目がキラキラして明るい印象だと若々しく見えますが、元気がなく曇ったような目をしている人は老化が加速していると判断されます。

さらに、その人が持つフェロモンのニオイや陰部にも、大きく年齢が出ると言われています。ニオイや陰部はご自身で確認しづらい部分なので、気付かぬうちに老化が進んでいるかもしれません。

体形

▼体型の老化

  • BMI
  • BWH(バスト・ウエスト・ヒップ)
  • 骨・筋肉と脂肪のバランス
  • 脂肪のつきかた
  • 立ち振る舞い

体形に関しては、BMI値が高いと老化が加速しやすいといわれています。

BWHとはバスト・ウエスト・ヒップのことです。骨・筋肉・脂肪のバランスによってBWHは変わってきますが、やはり引き締まっていない体形をしていると老化が進んでいると判断されます。

女性の場合は閉経前後で骨粗鬆症のリスクが高まり、骨が弱くなると筋肉もつかなくなります。さらに代謝低下によって脂肪がつきやすくなるので、脂肪のつきかたも老化を評価するときのチェックポイントです。

また、意外なところでは「立ち振る舞い」も老化に影響するといわれています。猫背やスマホ首で姿勢が悪いと老化していく傾向にあり、背筋がピンと伸びた立ち姿をキープしていると実際に若々しく見えるそうです。

抗老化(アンチエイジング)のメリット

抗老化(アンチエイジング)というと、見た目の若々しさを保つことが目的だと思っている方も多いはず。しかし実際には、見た目だけでなく健康に影響し、最終的には人生の幸福度まで左右するものと考えられています。

腸・脳・皮膚が相関して健康長寿が目指せる

私たちの身体の中で、「腸ー脳ー皮膚」は相関しているといわれています。

腸の状態がよくなると脳がすっきりし、肌の状態もよくなるということです。肌をキレイにしようと思ったらスキンケアだけではなく、腸や脳までケアすることが重要になります。

腸に老廃物が溜まっていると、食べ物やサプリメントで栄養を摂っても吸収できません。すると血行にも影響し、くすみやカサつき、ゴワつきにつながります。

また、精神的なストレスを感じると活性酸素が産生され、酸化ストレスによって腸内環境のバランスが乱れたり、皮膚が衰えることも考えられるでしょう。

つまり、肌の抗老化(アンチエイジング)をめざすと脳や腸の状態もよくなるということ。脳や腸の状態がよくなると身体全体が健康になり、健康寿命が伸びたり、人生の幸福感が高まったりする効果が得られるのです。

QOL(生活の質)が向上する

見た目の美しさを追求すると、健康になります。

同様に、健康を追求すると、見た目まで美しくなります。

その先に得られるものは、どちらも「喜び」です。美容目的でも健康目的でも、抗老化(アンチエイジング)に取り組むと最終的に喜びがやってきて、QOL(Quality of Life:生活の質)の向上に繋がります。

美しい見た目と健康的な身体を手に入れることは、全ての人にとって「人生の喜び」といっても過言ではありません。抗老化(アンチエイジング)は、これからの人生の質を高めるためにとても重要な取り組みになっていくといえるでしょう。

見た目の老化は「自然現象」ではない!若い見た目と健康な身体を手に入れよう

面倒だからと紫外線ケアをサボったり、ストレスで暴飲暴食したり、つい運動不足になったり……、ちょっとしたコトでも毎日の積み重ねが、今のご自身を作っています。

逆に、いつまでも若々しくてキレイな人は「生まれつき」「体質」なわけではないんですね。毎日のスキンケアやボディケア、健康的な生活習慣を長年積み重ねた結果が老化しない見た目を作っているのです。

現段階で老化を感じていても、これからケアを始めることで抗老化(アンチエイジング)を実現できます。「美」と「健康」を追求すれば人生の喜びにつながるので、諦めることなくエイジングケアを継続していきましょう。

この記事でわかったこと

双子研究から、見た目の老化は遺伝よりも後天的な影響が強いと考えられている
見た目の老化は皮膚・容貌・体型によって評価される
抗老化(アンチエイジング)は見た目だけでなく、健康やQOL向上に繋がり人生をよりよいものにする

最終更新日:2023.05.25

キレイな人はもうはじめています!自然体で若々しくいるために1日でも早いエイジングケア(※1)を取り入れませんか?

鏡を見るたびにため息が出てしまう...
表情までどんよりしていて、なんだか元気も出ない...

いつまでも若々しく、健康的にキレイでいたいなら、早めのエイジングケア(※1)が必要です!毎日コツコツ継続することが、若々しさの維持につながります。
エイジングケア(※1)を習慣化するなら、毎日続けやすいサプリメントで、身体の内側からケアをしましょう。

美容・健康のために、インナーケアの新習慣をスタートしませんか?

※1年齢に応じたお手入れ

この記事の監修者

山田 秀和

・近畿大学 客員教授
・日本抗加齢医学会 理事長
・日本皮膚科学会 専門医
・日本アレルギー学会 専門医
・日本東洋医学会 専門医・指導医
・日本化粧医療学会 理事長

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