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シワ対策に効果的な成分とは?保湿やコラーゲン生成を助ける成分を紹介

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美しさに大きく差がついたのは毎日のスキンケアが原因かも。肌のコンディションがゆらぎがちな方へ

       

肌荒れ、しわ、くすみ、たるみ、毛穴、乾燥、黒ずみ…

年齢を重ねるごとに肌トラブルは複雑化し、これまでと同じスキンケアだけでは誤魔化せなくなってきます。

大人の肌悩みにアプローチするために、健やかで元気な肌を土台(※1)からサポートするエクソソーム(※2)美容液を取り入れてみませんか?毎日のスキンケアに+αをすることで、肌が本来もつ機能をサポートし、さまざまな肌の悩みを解決してくれます。

肌にハリを与え、透明感(※3)のある若々しい肌を目指しませんか?

※1角層のこと
※2ヒト脂肪由来葉系細胞エクソソーム:整肌成分
※3うるおってキメの整った肌のこと

「シワ対策を始めたいけど、どうすればいいか分からない」「シワ対策コスメが多くて迷ってしまう」など……シワ対策についてお悩みではありませんか?

シワが気になり始めたら、まずは保湿を強化される方が多いはず。シワ対策をする上で保湿はもちろん大切なのですが、保湿以外にもシワを目立たなくする成分があるんです。

そこで今回は、美容皮膚科の医師として活躍されている佐官俊一先生に「シワ対策に効果的な成分」について教えていただきました。シワ対策の重要な3ステップやホームケアのやり方もご解説頂いたので、ぜひ最後までチェックしてハリのある素肌を取り戻してください!

この記事でわかること

シワ対策に効果的なスキンケア成分
シワ対策の重要な3ステップ
目尻シワのホームケア方法

シワ対策に効果的なスキンケア成分

シワ対策のスキンケア用品は、ドラッグストアや通販でも気軽に購入できます。

しかし種類が多くて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、佐官先生に「シワ対策に効果的な成分」を教えていただきました。シワ対策のスキンケア用品を買うときは成分表示をチェックして、おすすめ成分が配合されているものを選んでみてください。

保湿に欠かせない「セラミド」「ヒアルロン酸」

保湿成分の「セラミド」や「ヒアルロン酸」は、保湿を補助してくれる成分です。セラミドやヒアルロン酸は肌の水分を保持する力があり、皮膚のバリア機能を保持する働きがあります。

乾燥するとシワができやすくなるので、シワ対策をするなら「セラミド」「ヒアルロン酸」は避けて通れません。とくに乾燥しやすい冬は、うるおいをキープするために積極的に取り入れましょう。

また、寒い季節になると、熱いお風呂が気持ちよくて長湯することはありませんか?

実は、熱いお風呂で長湯しすぎると肌が乾燥しやすくなります。お風呂に入っている間は皮膚の中に水が入っていくので、一時的にプルプルになったような感じがするのですが、乾くときに「セラミド」など保湿をキープする成分が一緒に流れ出てしまうんです。

ぬるめのお湯ならそれほど問題ないのですが、やはり寒い季節は熱いお風呂で温まりたくなりますよね。そんなときはお風呂から上がったら「セラミド」「ヒアルロン酸」で保湿キープ力を補い、うるおいのある肌を保ちましょう。

コラーゲンを作りやすくする成分も積極的に取り入れよう

コラーゲンを増やしていくような、特殊な成分もご紹介します。

▼コラーゲンを増やす成分

  • エクソソーム
  • レチノール
  • ナイアシンアミド

シワができる根本的な原因として、コラーゲンの減少が考えられます。とくに女性ホルモンが少しずつ減少していく更年期は、コラーゲンを生成する力も弱くなってしまうのです。

最近は、保湿だけでは補えないコラーゲンを増やす効果のある成分に注目が集まっています。

「エクソソーム」はさまざまな成長因子がたくさん入っていて、コラーゲンを増やす効果が期待できます。「ナイアシンアミド」「レチノール」なども、コラーゲンを増やすことが科学的に証明されている成分です。

年齢を重ねて肌の衰えを感じてきた方は、上記のような成分を取り入れてコラーゲンを作る力を補っていくとよいでしょう。スキンケアとして取り入れるだけでなく、インナーケアとしてサプリメントなどを取り入れるのもおすすめです。

シワ対策の重要な3ステップ

シワ対策には、重要な3つのステップがあります。

基本的なケアをサボっていたら、どんなに効果的なスキンケア成分を使っても実感しにくくなってしまうんです。ステップ①の基本的なケアから順番に守って、ハリのある健康的な肌を保ちましょう。

【ステップ①:絶対大事】紫外線ケアは一年中欠かさない

紫外線を浴びると、肌のコラーゲンを作る細胞がダメージを受けてしまいます。

コラーゲンが作られにくくなると、深いシワやたるみに進行してしまうのです。紫外線を浴びてすぐにシワができるのではなく、少し時間が経ってからダメージが表面化してきます。

夏の強い日差しだけでなく、秋〜春の柔らかい紫外線にも要注意。室内で過ごす日や曇りの日でも、日焼け止めは1年中つけるようにしてください。

朝のスキンケアは、必ず紫外線ケアまで行うのを習慣化しましょう。日焼け止めを忘れてしまいがちな方は、UVケア成分が入った化粧下地やファンデーションなどを使うのでも問題ありません。

紫外線は肌トラブルのもと!美肌に効果的な紫外線対策のやり方とは?

生活習慣の見直しもシワケアにつながる

ハリのある健康的な肌を保つためには、生活習慣の改善も必須です。

肌は寝ているときに再生されていくので、睡眠はしっかりとるようにしてください。睡眠時間が短いと、肌の再生が難しくなってしまいます。

また、食事の栄養バランスを意識することも大切です。

コラーゲンの材料はタンパク質やビタミン・ミネラル類なので、材料が不足すればコラーゲンは十分に作れません。タンパク質の摂取量は年齢とともに少なくなっていく傾向にあるので、みなさんが思っているよりもタンパク質が不足している方は多いです。肉・魚・大豆などを積極的に摂るようにしてください。

どうしても肉や魚が食べられない方は、プロテインで栄養を補うのも1つの方法です。プロテインはトレーニングをしている人が飲むイメージがあるかもしれませんが、食べ物からタンパク質を十分に摂れない方はサプリメント感覚で取り入れるとよいでしょう。

乾燥肌は生活習慣の乱れが原因?健康と美容のためによい生活習慣とは?

タバコは絶対にNG!

キレイな肌を保ちたいなら、タバコは絶対にやめましょう。

喫煙は、美容を高めることと真逆の行為です。特別なシワ対策や治療をするよりも、禁煙を最優先にしてください。

【ステップ②:次に大事】コラーゲンを守る・増やす

紫外線ケアの徹底や生活習慣の改善ができたら、次はコラーゲンを守る・増やすことを意識しましょう。

女性は加齢とともに女性ホルモンが少なくなり、コラーゲンを作る力が弱くなってしまいます。更年期に近づいてきたら、コラーゲンをしっかり補ってあげることが大切です。

「エクソソーム」「レチノール」「ナイアシンアミド」などの成分は、コラーゲンの生成をサポートしてくれます。スキンケアやインナーケアとして、コラーゲンを守る・増やす成分を積極的に取り入れてみてください。

【ステップ③:それでもだめなら】美容を扱う医療機関に相談

シワやたるみの悩みが深くなってしまったら、美容を扱う医療機関に相談しましょう。

ステップ①・②で対策しても効果が感じられないなら、専門的な治療が必要な段階かもしれません。ひとりで悩まず気軽に相談して、肌の状態によっては治療することも1つの選択肢です。

目尻のシワは老け見えを加速させる!効果的なホームケアのやり方を紹介

目尻のシワが目立ち始めたら、そろそろシワ対策を始めるサイン。

目の周りは、総合的にケアが必要なところです。まずは目尻のホームケアを徹底して、若々しい印象を取り戻しましょう。

保湿力の高いクリームでこまめに保湿しよう

目の周りは顔の中でも皮膚が薄く、うるおいを保持する力が弱い部分です。

顔全体の保湿をしたら、目の周りにもうワンステップ強い保湿力のクリームを重ねて保湿しましょう。アイクリームやオイルなど、うるおいを逃さないものを意識して使うのがおすすめです。

保湿液のベタつきが苦手な方でも、目の周りだけは保湿力の強いこってり系のクリームを使ってください。どうしてもオイリーなクリームを使うのが苦手な方は、化粧水や乳液を多めに使うというのも一つの方法です。

さらに、保湿の頻度を上げることもおすすめしています。

多くの方は朝晩のスキンケアで済ませていますが、昼にうるおいを追加することも効果的です。メイクをしているときは難しいかもしれませんが、余裕があるときはクリームを少し塗ってからメイク直しをするとよいでしょう。

スプレーのような化粧水を持ち歩いてもいいのですが、水分だけだとうるおいが保てません。やはり「セラミド」「ヒアルロン酸」など保湿をキープする成分も一緒に取り入れて、こまめに保湿することを心がけてみてください。

コラーゲンを回復させる化粧品を活用しよう

笑いジワや眉間のシワ、額のシワなど……表情のクセによるシワが深くなってきたら、コラーゲンを回復させましょう。

無表情でいるのは難しいので、筋肉が動いて線が入ってしまうのは仕方がありません。表情を動かしてもいいので、線が残らないようにコラーゲンをしっかり保っておくことが効果的な対策方法です。

「エクソソーム」「レチノール」「ナイアシンアミド」などが入っている化粧品も、少しずつ増えてきています。目尻やシワが深くなったところに追加で取り入れて、コラーゲンを増やすことを意識してみてください。

上まぶたのたるみが重いと感じる場合は医療機関へ

「ニッ」と笑ったときに上まぶたのシワが重く感じる方は、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」といって上まぶたが落ちてきている可能性があります。

「眼瞼下垂」の場合は化粧品で改善するのが難しいので、気になる方は美容を扱う医療機関に相談してみてください。

シワ対策のキーワードは「保湿」と「コラーゲン」

シワ対策を始めるなら、まずは「保湿」と「紫外線ケア」を徹底することが大切です。

さらに生活習慣の見直しや禁煙をして、身体の内側から生き生きとした肌を作りましょう。次に「エクソソーム」「レチノール」「ナイアシンアミド」などコラーゲンの生成をサポートする成分を取り入れることで、肌のハリを実感しやすくなります。

早い段階からシワ対策を徹底しておけば、いつまでも若々しい印象をキープできるはずです。ただし深いシワやたるみをどうしても改善できないときは、ひとりで悩まず美容を扱う医療機関で気軽に相談してみてください。

この記事でわかったこと

保湿にはセラミド・ヒアルロン酸、コラーゲンを補うにはエクソソーム・レチノール・ナイアシンアミドが効果的
まずは紫外線対策や生活習慣の改善を行い、コラーゲンを補うケアをする順番が重要
目尻のシワはとにかく保湿、上まぶたのたるみが気になるときは治療を検討

最終更新日:2023.01.11

美しさに大きく差がついたのは毎日のスキンケアが原因かも。肌のコンディションがゆらぎがちな方へ

肌荒れ、しわ、くすみ、たるみ、毛穴、乾燥、黒ずみ…

年齢を重ねるごとに肌トラブルは複雑化し、これまでと同じスキンケアだけでは誤魔化せなくなってきます。

大人の肌悩みにアプローチするために、健やかで元気な肌を土台(※1)からサポートするエクソソーム(※2)美容液を取り入れてみませんか?毎日のスキンケアに+αをすることで、肌が本来もつ機能をサポートし、さまざまな肌の悩みを解決してくれます。

肌にハリを与え、透明感(※3)のある若々しい肌を目指しませんか?

※1角層のこと
※2ヒト脂肪由来葉系細胞エクソソーム:整肌成分
※3うるおってキメの整った肌のこと

この記事の監修者

佐官 俊一

・渋谷スクランブル皮膚科 美容医療担当医師
・公衆衛生学修士

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