指先にある爪は、意外と人から見られやすいパーツです。だからこそ、爪が割れていたり二枚爪になっていたりすると年齢を感じさせてしまうことも。
爪のコンディションは、栄養状態にも左右されるため、ネイルでごまかすよりも土台となる爪そのものの健康を意識してみませんか?
今回の記事ではそんな爪のケアに役立つおすすめメニューをご紹介します!
爪が割れたり、薄くなったりする理由として、日頃の栄養状態や血流の影響があります。まずは自分の爪をよく観察してみましょう。
例えば、爪の色が白かったり紫がかったりしている人は、血流が低下している可能性が。爪が反り返った状態になっている人は貧血傾向にあり、爪のなかに白い星のようなものが見られる場合は亜鉛不足が考えられます。
ずっとネイルをしたままだと、爪が出すサインになかなか気づきにくくなります。定期的にオフしながら、こまめにコンディションをチェックしたいですね。
いつでも爪が元気な状態をキープするためには、爪の元となる栄養をしっかりとることが大切です。
積極的に摂取を意識したいのは以下の栄養素。
ただし、胃腸のコンディションが低下していると、せっかくの栄養素が吸収されにくくなってしまいます。そのため胃腸をケアしながら、タンパク質やミネラルが補給できるメニューを上手に取り入れることが大切です。
爪が乾燥して割れやすい、厚みがなくもろいといった悩みがある人におすすめなのが「レバーペースト」。
爪の材料となるタンパク質をはじめ、ビタミンAやビタミンB群、亜鉛などがバランスよく含まれています。
レバーが苦手な人でも、ハーブや白ワインを足すことで臭みがとれて食べやすくなります。一度試してみてくださいね。
胃腸の機能が低下しているのに無理に食べようとすると、さらなる不調を起こしかねません。そんなときは、できるだけ吸収しやすいかたちで栄養素を摂取したいところ。
おすすめは、天然のだしを使ったメニューです。かつお節や煮干し、昆布といっただしの材料には、アミノ酸やミネラルが豊富に含まれています。また液体で摂取できるので、消化の負担も減らせます。
市販の顆粒だしではなく、一から自分でつくるのがポイントです。
このだしに卵をプラスしたメニューだと、タンパク質やビタミンAなどが加わって栄養価も高まります。
栄養不足をはじめ、ストレスや疲れなどが反映されやすい爪。食事を通したケアで、美しい爪を育みたいですね。