オンラインイベント

糖質オフの食事をするメリットとは?疲れたときに甘いものは逆効果?

フェイスブック ツイッター ライン
 

環境の変化があるとき、ストレスや不調を感じる人も多いのではないでしょうか。

実は、毎日の食事で甘い物や炭水化物を摂りすぎていると、糖質過多による自律神経の乱れが起こってしまいます。健やかで快適な毎日を過ごすためには、糖質オフの生活を心がけることがとても大切です。

そこで今回は、薬剤師・国際中医師として活躍されている大久保愛先生に「糖質オフのメリット」について教えていただきました。

この記事でわかること

糖質オフを行うメリット
糖質オフしないと自律神経が乱れる?
「疲れたときに甘い物」は逆効果??

糖質オフの食事をするメリットとは?


「甘い物の食べすぎはよくない」「糖質は摂りすぎない方がいい」というのは、知っている人が多いはず。

では、糖質オフの食生活が具体的にどのような効果をもたらすかご存知ですか?ここでは、糖質オフのメリット5つを紹介していきます。

メリット1:糖質オフで疲れにくい身体になる

糖質を摂取すると、身体の中で代謝するときに「ビタミンB群」を消耗します。

「ビタミンB群」は、身体を動かすエネルギーに必要な栄養素。スタミナをつけたいときによく食べる「ニンニク」「豚肉」などは「ビタミンB群」が豊富であったり、その吸収を促す食材です。

糖質の代謝によって「ビタミンB群」が不足すると、身体が疲れやすくなってしまいます。慢性的に疲れが取れない人も、糖質の摂りすぎによる「ビタミンB群」の不足が原因かもしれません。

糖質オフによって「ビタミンB群」の消耗を防げるので、身体が疲れにくくなっていきます。

メリット2:糖質オフでシミ・しわ対策になる

糖質を摂りすぎると、肌のハリをサポートする「コラーゲン」に糖質がくっついてしまいます。

すると「コラーゲン」が萎縮してハリがなくなり、シワができてしまうのです。また、糖質がくっついた「コラーゲン」は茶色っぽく変色するため、シミの原因になります。

シミやシワが気になり始めたら、糖質によって体内が老化し始めたサインかもしれません。

身体の内側が健康な人は、肌ツヤがよく弾力をキープしているもの。美容のために何かしたいと考えているなら、まずは糖質オフの生活で内側から変えていくのがおすすめです。

メリット3:糖質オフはダイエット効果がある

糖質の過剰摂取は、肥満の原因になります。

一般的な活動量の人が糖質を摂りすぎると、エネルギーとして消費しきれません。すると、余った糖質は中性脂肪に変換され、脂肪細胞に蓄積されてしまうのです。

糖質オフの食生活なら、中性脂肪が過剰に蓄積されることはありません。糖のエネルギーが足りなくなったときは、脂肪を分解して「ケトン体」というエネルギーが合成されるため、ダイエット効果が期待できるでしょう。

ただし、やせたいからといって糖質をすべて抜いてしまうのはNG。糖質は生命維持のために欠かせないエネルギーなので、質のよい糖質を適切に摂ることが大切です。

メリット4:糖質オフは生活習慣病の予防になる

糖質の摂りすぎは、肥満や糖尿病など「生活習慣病」の原因になります。

健康診断でよくない数値が出てしまった人は、糖質オフを始めるのがおすすめです。

血液検査でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という数値を見ると、体の中がどれくらい糖化しているか判断できます。HbA1cは過去1〜2ヶ月の血糖値を反映するので、前日や当日に糖質を控えても影響しません。

HbA1cの数値が高めに出てしまった人は、糖尿病リスクが高まっているサイン。糖質オフの食生活を始め、血糖値の低い状態を保ちましょう。

メリット5:糖質オフは心の安定につながる

「イライラする」「やる気が出ない」など、心の不調も糖質の摂りすぎが原因です。

糖質を代謝するために消耗される「ビタミンB群」は、神経伝達物質の生合成にかかわっています。「セロトニン」「ノルアドレナリン」など感情を安定させる神経伝達物質が不安定になってしまうので、メンタルの状態が落ち着かなくなってしまうのです。

些細なことで怒ってしまったり、落ち込んでしまったりするときは、糖質の摂りすぎが原因かもしれません。糖質オフの食生活を心がけることで、メンタルが安定しやすくなります。

糖質を摂りすぎると自律神経が乱れる


糖質を摂りすぎると、神経伝達物質が不安定になることで自律神経が乱れやすくなります。自律神経を整えるためにも、糖質オフの食生活をはじめましょう。

自律神経が乱れるとどうなるの?

自律神経が乱れると、いわゆる「不定愁訴」と言われるような症状が起こります。

▼自律神経が乱れると起こること

  • やる気がでない
  • 疲れる
  • イライラする
  • 眠れない
  • 不安感がある
  • 緊張する
  • 頭痛やめまいなど

身体の調子が悪いのに、何科に相談すればいいのか分からないときはありませんか?実際に病院へ行っても原因が分からず、心療内科を紹介されることもあるでしょう。

実は、自律神経の乱れからくる症状なら「糖質オフ」の食生活によって改善する場合があります。甘い物やパン、麺類などを控えるだけでも、心と身体が軽やかに感じられるはずです。

脳が疲れたときはタンパク質と脂質を摂ろう

脳を構成しているのは「たんぱく質(4割)」と「脂質(6割)」です。

脳が疲れたときは、「たんぱく質」「脂質」をバランスよく摂ることで回復を促せます。甘いものを食べるよりも、良質な「たんぱく質」「脂質」を摂る方が効果的です。

「頭が疲れたら甘いもの」と思い込み、砂糖がたっぷりはいったお菓子やチョコレートをつまんでいませんか?

確かに脳のエネルギー源はブドウ糖なので、甘いものを食べると一時的に元気になったように感じられるでしょう。しかし血糖値の上下が起こると、かえって疲労感が増してしまうこともあるので注意が必要です。

どうしても甘いものが欲しくなったときの対処法

甘いものが食べたくなったときは、甘味料の質をチェックしましょう。

精製された砂糖(上白糖やグラニュー糖など)が含まれているものは、血糖値が急上昇しやすいので要注意。食物繊維たっぷりの果物なら、血糖値の上昇が緩やかになるのでおすすめです。

どうしても砂糖たっぷりのスイーツが食べたくなったときは、血糖値の上昇を抑えるサプリメントで調整してみてください。手作りスイーツを作るときは、「ラカント」「エリスリトール」など天然の糖質オフ甘味料を使うことで血糖値の上昇を抑えられます。

糖質オフで生き生きと美しい毎日を手に入れよう!

糖質オフの食生活を心がけることで、健康と美容に多くのメリットがあります。

身体の内側から健康的に変えていくことで、見た目も理想的な状態になっていくもの。健康や美容のために何か取り組みたいと考えているなら、まずは糖質オフから始めて見るのがおすすめです。

糖質は肥満や生活習慣病の原因になるだけでなく、免疫力の低下や腸内環境の悪化にも影響します。いつまでも生き生きとした美しい身体を保てるように、甘いおやつやパン、麺類などはできるだけ控えるようにしてみてください。

この記事でわかったこと

糖質オフは健康と美容に多くのメリットがある
糖質過多で自律神経が乱れると心と身体に悪影響
疲れたときには良質なタンパク質と脂質がよい

最終更新日:2022.04.26

この記事の監修者

大久保 愛先生

・生命科学研究家(薬剤師)
・漢方カウンセラー
・国際中医師 / 国際中医美容師
・アイカ製薬株式会社代表取締役
・漢方生薬研究所開発責任者
・一般社団法人腸内細菌検査協会理事
・株式会社東進メディカルアドバイザー

記事を見る→

関連記事
新着記事