若返りケアスイーツ！シェフ直伝「ザクロと色々ベリーのパンナコッタ」レシピ

理想的なプロポーションや美肌を保つために、大好きなスイーツを我慢している人も多いのではないでしょうか？

若々しさを保つためには、ヘルシーな食生活を心がけることが大切。しかし大好きな食べ物を我慢してストレスを抱えていたら、かえって心身のバランスを崩してしまうかもしれません。

若返りケアに適した食材を選べば、スイーツを食べながら若々しさを保てます。そこで今回は、リストランテホンダ・オーナーシェフの本多哲也さんに「若返りケアにぴったりなザクロを使ったスイーツレシピ」を教えていただきました。

ザクロと色々ベリーのパンナコッタの作り方

フルーツは、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含みます。とくに、ザクロには抗酸化作用のある物質が含まれていることが研究で分かっており、美容や健康に嬉しい効果が期待できそうです。

材料

 

作り方

パンナコッタ液を濾すので、シノワ（円錐形のふるい）や茶こしをご用意ください。

バニラビーンズがないときは、バニラエッセンスで代用できます。板ゼラチンは、先に水で戻しておきましょう。

1.パンナコッタ液を作って加熱する

片手鍋を用意し、生クリーム125gと牛乳125gを入れていきます。

ここにバニラビーンズ1/2本（またはバニラエッセンス1〜2滴）とコーヒー豆3粒を加えます。さらに、オレンジの皮をピーラーで2枚ほど剥いて、同じ鍋に加えましょう。

オリゴ糖30gを加えたら、沸騰寸前まで温めます。

2.水で戻した板ゼラチンを入れて溶かす

パンナコッタ液が沸騰寸前まで温まったら、火を止めてから水で戻しておいた板ゼラチンを加えます。板ゼラチンが溶けるまで、泡立てないようによくかき混ぜてください。

3.氷水に当てながら冷やし固める

板ゼラチンがパンナコッタ液に溶けたら、シノワなどで裏ごししながらボウルに移します。

氷水を張ったボウルを用意し、パンナコッタ液が入ったボウルを重ねて冷やし固めます。少しとろみが付いてきたら、グラスや容器にうつしてください。

4.パンナコッタを冷やし固める

パンナコッタをグラスや容器に移したら、そのまま冷蔵庫などで一晩冷やし固めます。

5.ザクロソースを作る

ザクロ果実をジューサーで絞った場合は、茶こしで濾して種を取ります。市販のザクロジュースを使う場合は、濾さなくても大丈夫です。

ザクロジュース200mlに「シェフズミラクル」というパウダーを5g入れ、とろみを付けていきます。冷たいままでもとろみが付きますので、加熱しなくて大丈夫です。

5.フルーツを切ってボウルに入れる

イチゴのヘタを切り、縦1/4にカットします。ブルーベリーとブラックベリーも1/2にカットしてください。

フランボワーズは切らず、まるごと使います。すべてのフルーツをボウルに入れましょう。

5.マリネソースを加えてあえる

フルーツが入ったボウルに、オリゴ糖30gとレモン汁を加えます。レモンの果実から絞る場合は、レモン1/2個ほど使用するといいでしょう。

ここにキルシュを香り付け程度に入れます。キルシュは香り付けの洋酒なので、お子さまと一緒に召し上がる場合は入れなくても大丈夫です。

最後にザクロの粒をボウルに加え、ゴムベラで全体を和えます。全体的にマリネソースが絡んだら、15分以上放置してなじませましょう。

5.盛り付けをしたら完成

冷やし固めたパンナコッタの上に、とろみを付けたザクロジュースを乗せます。ザクロジュースの上に色々ベリーのマリネをたっぷり乗せ、最後にミントを飾ったら完成です。

ザクロと色々ベリーのパンナコッタを作るポイント

1つひとつの工程を丁寧に作ることで、なめらかなパンナコッタが作れます。パンナコッタ液は急激に加熱すると吹きこぼれてしまうため、弱火で少しずつ火を入れていきましょう。

パンナコッタ液は沸騰させない

牛乳を沸騰させると加熱変性が起こり、タンパク質が固まって表面に膜が張ってしまいます。また、独特な加熱臭が強くなり、本来の風味が損なわれてしまうので注意が必要です。

さらに、牛乳や生クリームを沸騰させると、あっという間に吹きこぼれてしまいます。おいしく作るためには、ゴムベラでゆっくりとかき回しながら加熱し、鍋のフチがふつふつとしてきたら火を止めるのがポイントです。

パンナコッタ液はボウルを回しながら冷やす

パンナコッタ液を冷やすときは、ゴムベラの先をボウルのフチに当てて、ボウル自体を素早く回してみてください。

この方法で冷やすとパンナコッタ液が泡立ちにくく、全体を均等に冷やせます。

ザクロの「ウロリチン」が若返りをサポート

ザクロには、サーチュイン遺伝子の活性化に役立つ「ウロリチン」が含まれています。

オートファジーの活性化にも役立ち、細胞のリセットや若返りケア効果が期待できるでしょう。ベリー系のフルーツにはビタミンやポリフェノールが豊富なので、肌の老化を防ぐ効果も期待できます。

ザクロを使ったレシピで「ウロリチン」を摂ろう！

ザクロに含まれる「ウロリチン」は、長寿遺伝子といわれている「サーチュイン遺伝子」の活性化を促します。

若々しく健康的な身体を保つために、ザクロは積極的に摂りたい食材です。そのまま食べてもいいですが、パンナコッタにトッピングすることでよりおいしく食べられます。

ミシュランシェフ直伝のレシピは、おいしいだけでなくヘルシーで美容にもいいところが魅力です。ダイエット中でも安心して食べやすいスイーツなので、ぜひ「ザクロと色々ベリーのパンナコッタ」を試してみてくださいね。

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