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慢性的な疲労が解消されない時ほど効果的―マインドフルネスのすすめ

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疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

       

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

仕事、子育て、介護など、忙しい毎日を送っていると「寝ても疲れが取れない」「常に体が重い」など慢性的な疲れに悩まされることもあります。

このようなときこそ、取り入れてみてほしいのがマインドフルネスです。今、非常に注目を集めているマインドフルネスは呼吸に意識を向けるだけの簡単な方法で疲れの解消に役立ちます。

今回の記事では神経内科・内科医で医学博士の山下あきこ先生に、マインドフルネスが疲労に与えるよい効果についてお話を伺いました。

この記事でわかること

疲れているときにマインドフルネスがおすすめな理由とは

マインドフルネスで気付けること

マインドフルネスが特に効果的な人とは

マインドフルネスで自分の内側に意識を向けてみよう

慢性的な疲れを感じているときこそ、数分でも自分の呼吸に意識を向けてみるなど、今起きていることに意識を向ける「マインドフルネス」を取り入れることが大切です。

私たちは常日頃、目や耳から入ってくる自分の外にある情報に意識を向けて生活しており、それが疲労の原因の1つになっています。そのため、呼吸など自分の内側に意識を向ける時間を作ると、脳が休まり、疲労の解消につながることが期待できます。

マインドフルネスは心の荷物を下ろす時間

自分の呼吸に意識を向けるときは、心の中にある過去の嫌な出来事や明日の心配事などを一度手放して、自分の呼吸だけに集中してみましょう。

無意識のうちに抱え込んだ心の荷物を下ろす時間を作ることも、疲労回復に効果的です。

マインドフルネスによって体の不調に気づけることも

マインドフルネスには自分の内側に意識を向けることにより、蓄積した疲労を回復する効果に加え、これまで気づけなかった自分の体の疲れや不調に気づくことも期待できます。

実際、マインドフルネスを数分経験するだけで、これまで自覚していなかった疲れや肩こりなどの体の違和感に気づける方も少なくありません。

このような疲れは、まず自覚しなければなかなか緩めることができません。早くに気づくことができればそれだけケアもしやすく、改善しやすいといえるでしょう。

頑張っている人ほどマインドフルネスが効果的

社会人として、母として、妻として…など、さまざまな役割を持っている方は日頃から自分以外の人に気を配るシーンも多く、なかなか自分の疲れや不調に気づけないものです。

毎日忙しく頑張っている方ほど、1日数分でもマインドフルネスの時間をとり、自分の内側に目を向けてみましょう。

もともと、さまざまな場で活躍している方はアンテナを高く張ることも上手です。そのため、マインドフルネスを取り入れることで、自分の不調にも気づけるようになるでしょう。

忙しい毎日のなかで、数分だけでも自分のために時間を使ってみてはいかがでしょうか。

疲労に気づき、ケアするためのマインドフルネス

マインドフルネスには、蓄積した疲労を回復する効果はもちろん、自分でも気づけていない疲労や体の不調に気づく効果も期待できます。こまめに取り入れることによって、自分の体の違和感に気づき、ケアをすることが大切です。

忙しくて自分の時間をとることが難しい方でも、1日数分から始められますので、できる範囲で取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事でわかったこと

自分の内側に意識を向けることで脳が休まり、慢性的な疲労回復につながる

マインドフルネスによって体の不調に気づけることもある

頑張っている人ほどマインドフルネスの時間を作ることが大切

最終更新日:2021.05.19

疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ

若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。

健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。

しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。

いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。

この記事の監修者

山下 あきこ

・株式会社マインドフルヘルス 代表取締役
・内科医、産業医
・神経内科専門医
・抗加齢医学専門医
・人間ドック健診専門医、指導医
・医学博士

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