疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ
若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。
健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。
しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。
いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。
目次
疲れがなかなかとれずにイライラすることが続き、「自律神経を整えたい」「この不調、自律神経の乱れが原因かも」と感じることはありませんか?
自律神経のお話はよくメディアでも話題になるので「乱れを整えたい」という気持ちはあっても、実際はご自身の生活の中で何をしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は都内から富士山麓へ転居し、ホリスティックエリアを作り上げている山本竜隆(たつたか)先生に、自然のリズムと自律神経の関係性などについてお話を伺いました。
自然のリズムと自律神経の関係性
簡単にできる自然のリズムの取り入れ方
富士山 日月倶楽部で実感する自然の力とは?
自律神経とは、活動的な昼の神経である「交感神経」と休息を促す夜の神経「副交感神経」のバランスによって成り立っています。自律神経のバランスは加齢や生活習慣、ストレスによって乱れ、体の不調につながることも。
このバランスをうまく維持するには、自然のリズムに合わせて生活することが大切です。
たとえば、都会の生活では夜もネオンや街灯で明るく、車の音や人の話し声など音の刺激も止みません。そのため、自律神経のバランスが悪くなり、寝付きや睡眠の質が悪くなることもあります。
このようなことを防ぐためにも、朝日とともに目覚め、夜は光や音の刺激を抑えてゆったり眠ることを意識してみましょう。
前述の通り、都市生活では人工的なものに囲まれるため、自然のリズムが感じられにくいもの。近年は日常生活から離れて自分と向き合う旅行「リトリート」として、海や山など自然に囲まれた場所に足を運び、日頃のストレスや疲れを癒やす方もいます。
山本先生が代表を務める「富士山 日月倶楽部(ひつきくらぶ)」にも、自然を求めて毎年多くの方が各地より足を運びます。そして、多くの利用者が滞在後に体調の回復や気づきを感じて帰路につきます。
海外ではリトリートといえば、週単位で非日常的な環境に身をおくことが一般的ですが、休みの少ない日本では、それはなかなか実現しません。
しかし、仮にたった1〜2泊の滞在であっても「自然の力」に気づき、生活のヒントを得て帰る方は多いです。これは旅行先での滞在時の過ごし方にもポイントがあるそう。
山本先生が特におすすめする日月倶楽部での過ごし方は、アクティビティを詰め込みすぎずにゆっくり過ごし。翌朝に大自然のなかで日の出を全身で感じること。
富士山から太陽が昇り、前の徐々に明るくなって肌に日差しを感じてあたたかくなる変化、目覚める小鳥のさえずり、朝露の様子などを味わったときの清々しさは別格です。
自律神経のバランスはストレスや疲労などによって乱れることもあり、非常にデリケートです。
疲れが溜まり、調子の悪い状態が続いたときは、朝太陽の光を浴び、夜は暗いところで静かに過ごすなど、自然のリズムを意識した生活を送ることで自律神経が整っていきます。
日常での自然リズムの取り入れ方はこちらの記事もご覧ください。
また長期で休みが取れるときには、リトリートもおすすめ。大自然のなかで壮大な自然のリズムを感じてみると体調の改善を感じられるでしょう。
自然のリズムに合わせて生活することで自律神経が整う可能性も
まずは朝日とともに目覚め、暗くなったら眠ることを心がけよう
大自然に囲まれた日月倶楽部では、自然の力から生活のヒントに気づけることもある
疲れやすくなってきた、いつも身体がだるいと感じる方へ
若いころと比べると、年齢を重ねるごとに、少しの生活習慣の乱れで疲れを感じやすくなってきます。
健康な身体や肌を保つためには、バランスの取れた食生活や適度な運動、質の良い睡眠が非常に重要です。
しかしながら、忙しい日々の中でどれも完璧にこなすことは難しいはず。そんな時に、考えたいのが、サプリメントで不足している栄養を補うことです。
いつまでも元気で美しくいたい、そうお考えの方はぜひこの機会に検討してみましょう。
この記事の監修者
山本 竜隆
・医師
・医学博士
・朝霧高原診療所 院長
・WELLNESS UNION(富士山静養園・日月倶楽部)代表
・昭和大学医学部客員 教授
・聖マリアンナ医科大学 非常勤講師